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- 1 (2017-07-06 (木) 20:18:34)
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ブラック・パラダイスフィッシュ
名前の通り成熟するとブラックの体色になる。オスは繁殖期に更に黒くなり、蝶のように特徴的なヒレにレッドやブルーが乗って格好いい。落ち着いたレイアウトでブラックウォーターで飼育するとベトナム奥地の水景に思いを馳せることができる。
5℃程度の非常に低温に耐えられる。四季をシュミレーションすることで繁殖が狙える。そのため熱帯でなくても各地で帰化している。日本でも帰化することがあるため絶対に放流しないようにしよう。
Photo
データ
学名 | Macropodus spechti(Schreitm・・ller, 1936) | |
英名 | Black paradise fish | |
分類 | キノボリウオ亜目(アナバス亜目)、オスフロネムス科、ゴクラクギョ属(マクロポドゥス属) | |
通称 | ブラック・パラダイスフィッシュ、マクロポーダス コンコロール | |
分布 | ベトナム | |
最大体長 | 12cm | |
寿命 | 5〜6年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌選ばずなんでもよく食べます。 | |
適性な水質 | 温度 | 18〜26℃ |
PH | 6.5〜7.8 | |
硬度 | 軟水:5〜8°d | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | 普通。繁殖はそれほど難しくないが、いくつかポイントがある。四季を感じることがトリガーになる。冬場は12℃以下にしてエサを絞る、春先に20℃程度まで温度を上げてエサを与えるとトリガーになる。バブルネストビルダー?なので安心して卵が埋めそうな場所を作る必要がある。水面まで達する水草や、浮き草があるといいだろう。良い泡巣?が出来るとオスがメスを包み込むようにして受精させる。200〜300の大量の卵を産む。最大で700程度の卵を産んだとの報告もある。その後はオスが卵を見はり近づくものは攻撃を仕掛け、甲斐甲斐しく世話をする。孵化まで2〜3日ほど。稚魚は小さく2〜3日はヨークサックで成長するが、泳げるようになってもまだブラインシュリンプなどは食べられずインフゾリア?を与える必要がある。さらに一週間ほどすれば細かく砕いた人工飼料を食べてくれるようになる。ここまで来れば一安心で親水槽へ戻す準備をしよう。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 繁殖期には全身が黒くなる。背ビレが伸びる |
メス | オスに比べると薄く地味な体色をしている | |
水槽内で好む高さ | 上層、中層、底層 | |
混泳での注意点 | 魚が少なすぎる水槽だと攻撃性が顕著になるので多めに飼育すれば落ち着く。バランスが崩れると急に攻撃することもあるので小型の魚と混泳する場合は注意して観察しよう。 | |
気をつけたい病気 | − | |
推奨されるアクセサリなど | 繁殖を望むなら水面まで伸びる水草や浮き草 | |
避けたほうがよいもの | 泳ぎが得意ではないので強い水流を発生させるポンプなど | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 4匹 |
特徴・飼育上の注意
弱酸性を保てば特別に気をつけることはなく、飼いやすい。特徴的な腹びれをしているのであまり泳ぎが得意ではない。水流は弱めにしてあげよう。
ベタと近い種で、同じようにラビリンス器官?を持ち、水面から呼吸が出来る。
繁殖はそれほど難しくないが、いくつかポイントがある。四季を感じることがトリガーになる。冬場は12℃以下にしてエサを絞る、春先に20℃程度まで温度を上げてエサを与えるとトリガーになる。
バブルネストビルダー?なので安心して卵が埋めそうな場所を作る必要がある。水面まで達する水草や、浮き草があるといいだろう。良い泡巣?が出来るとオスがメスを包み込むようにして受精させる。
200〜300の大量の卵を産む。最大で700程度の卵を産んだとの報告もある。
その後はオスが卵を見はり近づくものは攻撃を仕掛け、甲斐甲斐しく世話をする。孵化まで2〜3日ほど。稚魚は小さく2〜3日はヨークサックで成長するが、泳げるようになってもまだブラインシュリンプなどは食べられずインフゾリア?を与える必要がある。さらに一週間ほどすれば細かく砕いた人工飼料を食べてくれるようになる。ここまで来れば一安心で親水槽へ戻す準備をしよう。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています