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ゴールデン・ゼブラ・シクリッド
アフリカ・マラウィ湖原産の中型シクリッド。
マラウィ湖は世界で9番目の大きさを誇り、シクリッドだけで800種生息しており、多くの固有種を有する多様性の豊かな湖。水質は弱アルカリ性で、硬度が高い。
幼魚の時はオス・メス共に青っぽい体色に、紺のラインが横方向に入る。
オスは成熟すると全身がかなり鮮やかなイエローに変化して、模様も全てなくなる。
シクリッドの中でもかなり気の強い方で、同種では大きな口を広げて噛み合うという、かなり激しい喧嘩をする。
成体になるとかなり遊泳力もあるため、混泳の場合はかなり大型の水槽で、豊富な隠れ家が必要。
60cm水槽程度では基本的にペアでの飼育が無難。
Photo
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データ
学名 | Maylandia lombardoi (W. E. Burgess, 1977)、もしくはPseudotropheus lombardoi | |
英名 | - | |
分類 | スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、メイランディア(Maylandia)属 | |
通称 | プセウドトロフェウス・ロムバルドイ | |
分布 | アフリカ・マラウィ湖 | |
最大体長 | 14cm | |
寿命 | 3~8年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。何でも食べるが、草食性が強いので、スピルリナなど植物質の多い餌を与える。 | |
適性な水質 | 温度 | 24~28℃ |
PH | 7.6~8.8 | |
硬度 | 軟水~非常な硬水:10~25°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 普通 繁殖はハーレムを作るタイプ。 オス1に対しメス3程度が良いようだ。オスが強い発色をして特定のメスと巣作りをはじめる。このときメスは他のメスに対して非常に攻撃的なるので注意する。 産卵はマウスブルーダー。メスが1~2つの卵を産むと、素早く口に含む。その後オスが尻のあたりから出す精子を口に含むことで、口の中の卵に受精させる。これらの動作がクルクルとダンスをするように繰り返される。 稚魚のエサはブラインシュリンプで問題ない。稚魚が自由遊泳するようになるまで3週間メスは絶食するため、繁殖には十分に餌を与えて栄養を蓄えさせる必要がある。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 鮮やかなイエローに変色する |
メス | イエローが出ない | |
水槽内で好む高さ | 中層 | |
混泳での注意点 | 気性:強い攻撃性あり かなり強い攻撃性を持っており、基本的にはペアでの飼育を推奨。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | サンゴ砂など硬度をあげてアルカリ性に傾かせるもの | |
避けたほうがよいもの | ソイルなど、底床掃除のしにくいもの | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 3匹 |
特徴・飼育上の注意
マラウィ湖原産のため、サンゴ砂等で水質を弱アルカリ性に保つ。また硬度の高い水を好むので石組みなども有効。
シクリッドの中でもかなり気の強い方で、同種では大きな口を広げて噛み合うという、かなり激しい喧嘩をする。
成体になるとかなり遊泳力もあるため、混泳の場合はかなり大型の水槽で、豊富な隠れ家が必要。
60cm水槽程度では基本的にペアでの飼育が無難。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています