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コペラ・メタエ
ペンシル・フィッシュ?と同じレビアシナ科とあって細長い体が特徴的だ。
体に縦に入る黒いバンドから「Brown-Banded Copella」とも呼ばれている。地味な印象ながら小型で大人しい性格のため水草水槽のタンクメイトに丁度いいだろう。
コペラ属の楽しみは何と言っても特徴的な産卵だろう。その特別な産卵方法にお目にかかるのは難しいが、生き物の不思議を堪能できる産卵はチャレンジするだけの価値がある。
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データ
学名 | Copella metae (Eigenmann, 1914) | |
英名 | Brown-Banded Copella | |
分類 | カラシン目、レビアシナ科、コペラ(Copella)属 | |
通称 | コペラ・メタエ | |
分布 | 南米:オリノコ川上流域、ネグロ川上流域 | |
最大体長 | 5cm | |
寿命 | 5〜8年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげましょう。 | |
適性な水質 | 温度 | 23〜27℃ |
PH | 5.8〜7.5 | |
硬度 | 軟水 | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | 難しい。コペラ属の魚は特徴的な産卵を見せてくれる。まず成熟したペアを繁殖用の水槽に移動させよう。オスがフィンディスプレイをしてメスがそれに応えると、二匹で水上の歯の表面に飛びつきます。そしてメスが6〜8個の卵を産んではオスが受精するという行為を繰り返し、合計200個ほどの卵を産み付けます。水槽という環境では水槽の表面をよじ登り孵化することもあるようです。卵が乾燥しないようにオスは卵に水をかけて乾燥から守る。そのまま乾燥しなければ3日ほどで孵化する。子供はとても小さいためエサを与えるのが困難です。インフゾリア?とブラインシュリンプを組み合わせてもあまり生存率は高くないようです。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 特徴的な胸ビレをしていてメスに比べると長く、ヒレもカラフル。 |
メス | ヒレが短くオスよりも体が小さい | |
水槽内で好む高さ | 中層〜底層 | |
混泳での注意点 | 大人しく大抵の魚と混泳出来る。 | |
気をつけたい病気 | − | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家を作るための水草、産卵用に水場に葉が出るある程度の大きさがある水草。アヌビアス?などがいいだろう。飛び出しが多いのでぴったりはまる蓋 | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 33匹 |
特徴・飼育上の注意
飼育に関しては弱酸性の水で飼育すれば特にうるさいといったことはないようだ。性格も大人しく混泳にも安心で、派手な印象こそないが水草水槽のタンクメイトに細長い体の彼らがアクセントになっていいのではないだろうか。
コペラ属の仲間はなんといってもその特異な繁殖方法を楽しみたい。
オスがフィンディスプレイをしてメスがそれに応えると、二匹で水上の歯の表面に飛びつきます。そしてメスが6〜8個の卵を産んではオスが受精するという行為を繰り返し、合計200個ほどの卵を産み付けます。
水槽という環境では水槽の表面をよじ登り孵化することもあるようです。
卵が乾燥しないようにオスは卵に水をかけて乾燥から守る。そのまま乾燥しなければ3日ほどで孵化する。
子供はとても小さいためエサを与えるのが困難です。インフゾリア?とブラインシュリンプを組み合わせてもあまり生存率は高くないようです。
コペラ・アーノルディ?での成功例があるようだが、ぜひ本種でも成功した方は体験を聞かせていただきたい。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています