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ゲオファーガス・スタインダックネリー  

中型のアメリカンシクリッドでアースイーターとの別命がある通り、砂を吸い込みエサを漉して食べる種だ。
背中から流れるように見られる黒い横縞や、赤、青、黄、金、緑と様々な個体差があるヒレの色が特徴だ。
繁殖も容易で仕草も可愛らしいので単独飼育でも十分観賞魚として楽しめる盛りだくさんの魚と言える。


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ゲオファーガス・スタインダックネリー
 
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データ  

学名Geophagus steindachneri(Eigenmann & Hildebrand, 1922)
英名Redhump eartheater
分類ベラ亜目、カワスズメ科(キクラ科、シクリッド科)、ゲオファーガス属
通称ゲオファーガス・スタインダックネリー、アースイーター
分布南米:コロンビア、ベネズエラ
最大体長20cm(水槽下では15cm程度)
寿命8〜15年
人工飼料冷凍飼料活餌。何でも良く食べるが砂と一緒に吸い込むしぐさをするので沈水性の細かな人工飼料がいいだろう
適性な水質温度24〜30℃
PH6.5〜7.0
硬度軟水
飼育難易度普通
繁殖難易度普通。他のアメリカンシクリットに見られるようにオスがメスのアゴを噛むようなキスに似たダンスをして繁殖を促す。一度に30から150の黄色い卵を産む。子育ての仕方が変わっていて基質産卵をした後にオスが口の中で子どもを孵化させる半マウスブルーダー。約15〜20日で孵化する。稚魚は生まれながらに大きく、細かく砕いた人工飼料を食べることができるので飼育は容易だろう。もちろん不安ならブラインシュリンプを与えても良い。
オスメスの見分け方オス頭にある赤いコブが特徴。ヒレもカラフルになる
メスコブはなくヒレも色が薄い
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点繁殖時は多少気が荒くなるので注意。中型のカラシンか、プレコなど生息域の違うものがいいだろう。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなどアースイーターの動作を見るために細かな砂を底床に使うといいだろう。
避けたほうがよいもの水草は基本的に引っこ抜かれてしまう
60cm水槽での適正な飼育数*12匹

特徴・飼育上の注意  

丈夫で飼いやすく15cmと中型になるので魚を飼う楽しみを味わえる。気の荒いところもあるので60cm規格水槽ならペアで繁殖を狙ってもいいかもしれない。
アースイーターの動作を見るために細かな砂を底床に使うといいだろう。沈水性の細かな人工飼料をあげると漉して食べる姿が見られる。しかしこの方法だと食べ残しがどうしても出てしまうので底床掃除と強めの濾過を心がけたい。
繁殖は比較的簡単で、水槽下でも狙える。他のアメリカンシクリットに見られるようにオスがメスのアゴを噛むようなキスに似たダンスをして繁殖を促す。一度に30から150の黄色い卵を産む。子育ての仕方が変わっていて基質産卵をした後にオスが口の中で子どもを孵化させる半マウスブルーダー。約15〜20日で孵化する。稚魚は生まれながらに大きく、細かく砕いた人工飼料を食べることができるので飼育は容易だろう。もちろん不安ならブラインシュリンプを与えても良い。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています