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*ランプロローグス・シグナータス [#f1f02108]

アフリカ・タンガニーカ湖原産の小型で細身のシクリッド。
タンガニーカ湖は推定2000万年前から存在し、世界で2番目に古くから存在する古代湖として知られる。古くから閉鎖された環境のため、独自の進化を遂げた種が多く存在する。

ハゼのような風貌で、クリーム色の体色に茶色の縞模様が入る。
背ビレにも同じような縞模様が入るのが特徴。よく似た種に[[ランプロローグス・メレアグリス]]がいるが、本種のほうが細身なので見分けがつく。


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**Photo [#p84ddc93]

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**データ [#l330d0b0]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Lamprologus signatus (Poll, 1952)、もしくはNeolamprologus signatus|
|>|英名|-|
|>|分類|スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ランプロローグス(Lamprologus)属|
|>|通称|ネオランプロローグス・シグナータス|
|>|分布|アフリカ・タンガニーカ湖|
|>|最大体長|5.5cm|
|>|寿命|-|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]など。何でも食べる。|
|適性な水質|温度|23~27℃|
|~|PH|7.5~9.0|
|~|硬度|軟水~非常な硬水:6~25°d|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|やさしい&br;繁殖はシクリッドの中でもかなり容易なタイプ。&br;シェルブリーダーで住み家にしている巻き貝に卵を産み付ける。&br;メスから誘うタイプで、巻き貝を砂に埋めて入り口を小さくし、顔を出してオスを誘う。成功すればオスが近づきメスが産んだ卵に受精する。卵と稚魚の世話はメスが行い、巻き貝の入り口を塞き止めたり、巻き貝の上に乗って近寄るものを攻撃する。この時のメスは攻撃的になるので、ある程度のスペースが必要。&br;孵化までの時間は不明だが、恐らく2週間程度で稚魚が自由遊泳を始めと思われる。&br;稚魚は危険を感じると群れを作って巻き貝の中に隠れる。&br;[[ネオランプロローグス・ブリチャージ]]に見られるような、同種間で共同で稚魚を育てるタイプで、同種のみの水槽であれば成魚に捕食されることない。餌はブラインシュリンプで問題ない。|
|オスメスの見分け方|オス|オスのほうがヒレが伸びて大きくなる。|
|~|メス|メスは一回り小さい。|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:大人しいbr;多くの魚と混泳することができます。同種のオスを複数飼育する場合は広めのスペースが必用。|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|巻き貝(ネオタウマやエスカルゴ)の殻、椰子の実シェルター、サンゴ砂などアルカリ性に傾けるもの、岩組など高度を上げるもの|
|>|避けたほうがよいもの|-|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|20匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#ibc3179b]

タンガニーカ湖の魚なので弱アルカリ性で硬度の高い水を好む。
巻き貝を住み家にするため、巻き貝状のものか、椰子の実のシェルター等を用意する。巻き貝はギリギリ入れる程度の大きさのものを好む。

シクリッドの中では大人しい種なので、多くの魚と混泳できる。

稚魚を増やしたい場合は同種のみでの飼育推奨。

ハーレムを作るタイプなのでオス1、メス3程度のグループが良い。オスを複数入れる場合は喧嘩をするため広めのスペースが必要。

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**飼育者の声 [#lc7802bb]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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