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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > コチョウザメ};

*コチョウザメ [#t8aeeded]

カスピ海などに生息する淡水魚。[[チョウザメ]]と同じく見た目がサメに似ているだけで正確にはサメではない。
漢字では小蝶鮫。英名ではスターレットと呼ばれる。
黒い体色に側面の白い鱗甲と細長い吻とヒゲが特徴。成長は遅く、成熟するまで7~11年かかる。自然下では一般的に1メートル近くにまで成長する。

自然下では川や池の底の方に潜んでおり、そこをさらうように餌を食べる。

卵はキャビアとして、肉質も良質で食用として珍重されている。
キャビアの利用に作られた[[ベステルチョウザメ]]の元となった種。

餌食いが悪く、食べるのもの遅いため栄養失調になることが多い。養殖のために餌の研究が進んでおり、植物性のものは消化できないことがわかっている。養殖用のチョウザメ専用フードを与えることが推奨される。

高温に弱いので、夏場に水温の上がりにくいかけ流しの大きな池が向いている。基本的に養殖場のような設備が必要になる。
水槽であれば、夏場にはクーラーの導入が必要。強い日光も好まないため、屋根のある大型の施設が向いている。

溶存酸素量の多い水を好むので、流れを早くするか、エアレーションを行う。養殖場ではポンプで汲み上げた水をかけ流しにしている。

一般家庭での飼育は非常に困難。

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**Photo [#z0b17c5f]

#ref(650.jpg,zoom,,コチョウザメ)

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&attachref(650.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){[[吉田観賞魚販売:http://yoshidaff.blog35.fc2.com/]] ヒゲ好きは、結構多い};

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**データ [#z9853ce0]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Acipenser ruthenus (Linnaeus, 1758)|
|>|英名|Teardrop Ocellaris Clownfish|
|>|分類|チョウザメ(Acipenseriformes)目、チョウザメ(Acipenseridae)科、チョウザメ(Acipenser)属|
|>|通称|小蝶鮫、スターレット|
|>|分布|黒海・アゾフ海・カスピ海など|
|>|最大体長|最大125cm、水槽下では45cm程度|
|>|寿命|20~25年|
|>|餌|植物性の餌を消化できない。動物性の餌が向いている。チョウザメの専用フードが無難。|
|適性な水質|温度|4~20℃|
|~|PH|7.5~8.0|
|~|硬度|軟水~中程度の硬水:8~12°d|
|>|飼育難易度|非常に難しい&br;設備を整えるという点で非常に困難。|
|>|繁殖難易度|非常に難しい&br;設備を整えるという点で非常に困難。キャビアの元となる黒い小さな卵を大量に産む。1度に1万5000個から4万4000個の卵を産む。|
|オスメスの見分け方|オス|-|
|~|メス|-|
|>|水槽内で好む高さ|上層~低層|
|>|混泳での注意点|気性:大人しい。肉食だが積極的に魚を襲うことはない。口に入らない程度の大きさなら問題なく混泳できる|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|-|
|>|避けたほうがよいもの|-|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|-匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#fb5b6adb]

一般家庭での飼育は非常に困難。
夏場に高水温にならない養殖用の池などが向いている。

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**飼育者の声 [#nb6a93ec]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。


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60L水槽で飼育していますが、ヌマエビはたまに食べられてしまいます。
水槽用ファンで25℃前後で、夏を乗り切りました。
夏場は活発に泳ぎ回っていましたが、秋口になり20℃まで水温が下がると、底で動かなくなることが多くなりました。(''名無しさん'' &new{2022-11-15 (火) 20:58:47};)
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}}

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60L水槽で飼育していますが、ヌマエビはたまに食べられてしまいます。
水槽用ファンで25℃前後で、夏を乗り切りました。
夏場は活発に泳ぎ回っていましたが、秋口になり20℃まで水温が下がると、底で動かなくなることが多くなりました。(''名無しさん'' &new{2022-11-15 (火) 22:37:07};)
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#style(class=comment){{
60L水槽で飼育していますが、ヌマエビはたまに食べられてしまいます。
水槽用ファンで25℃前後で、夏を乗り切りました。
夏場は活発に泳ぎ回っていましたが、秋口になり20℃まで水温が下がると、底で動かなくなることが多くなりました。(''名無しさん'' &new{2022-11-16 (水) 22:18:37};)
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#style(class=comment){{
60L水槽で飼育していますが、ヌマエビはたまに食べられてしまいます。
水槽用ファンで25℃前後で、夏を乗り切りました。
夏場は活発に泳ぎ回っていましたが、秋口になり20℃まで水温が下がると、底で動かなくなることが多くなりました。(''名無しさん'' &new{2022-11-17 (木) 08:01:08};)
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