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ロイヤル・ファロウェラ  

南米パナマ、エクアドル、コロンビアなどに生息するナマズの仲間。

細長く平べったい体型に、長く伸びた背びれを持つ。まるでF1カーのような面白いフォルムをしている。いかにも流木に擬態したフォルムや体色をしている。岩組だと灰褐色、流木だと茶褐色へ環境に合わせて体色を変える。
流木や水槽に吸い付く愛嬌ある姿も見せてくれる。

渓谷のような環境で生息しているので、水流を作り、流木を入れるなど環境を再現すると本来の姿を見ることができる。
餌の問題さえ乗り越えれば飼育は容易。ナマズ目としては珍しく繁殖が容易でペアで飼育すれば可愛い稚魚を見られることだろう。


Photo  

ロイヤル・ファロウェラ
 

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写真提供:吉田観賞魚販売 流線型の男前[編集]

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写真提供:M's Oasis[編集]

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データ  

学名Sturisoma panamense(Eigenmann & Eigenmann,1889)
英名Whiptail catfish
分類ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、ストゥリソマ(Sturisoma)属
通称ロイヤル・ファロウェラ
分布パナマ、エクアドル、コロンビア
最大体長26cm
寿命8年
人工飼料、苔を食べるがそれだけで維持は難しい。茹でたほうれん草、レタスなどをあげよう。植物性の人工資料も食べるが好みが別れるので餌付かない場合は種類を変えて挑戦しよう。
適性な水質温度24〜28℃
PH6.5〜7.2
硬度中程度の硬水〜硬水:10〜20 °d
飼育難易度普通
繁殖難易度やさしい。産卵はナマズの仲間の中ではめずらしく容易なタイプだ。充分な餌を与えてペアで飼育すれば流木や水槽に張り付くように産卵する姿を見ることができる。多いときには一度に100個ほどの卵を産む。オス、メス共によく世話をして、孵化するまで面倒を見る。稚魚も捕食することはなく、混泳していなければ隔離する必要も無い。稚魚は大きく回遊するようになった時点でブラインシュリンプを食べることが出来るので飼育に苦労することは無いだろう。
オスメスの見分け方オスあごの下にヒゲが生える
メスヒゲは生えない
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点大人しいので多くの魚と混泳できる
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど水流を好むので水流を作る水中ポンプろ過器?など。高酸素を好むのでエアレーション
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*16匹

特徴・飼育上の注意  

おとなしい性格で水槽や底をせっせと磨く。あまり他の魚のテリトリーとぶつかることもないので多くの魚と混泳できる。
渓谷のような場所に生息していたので水流を好む。流木と合わせて環境を再現するといいだろう。
中性付近の水質で飼育したい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています