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ランプロローグス・コンゴエンシス  

アフリカ・コンゴ川原産の中型シクリッド。

幼魚のうちは白っぽい体色をしているが、成熟すると真っ黒に変化する。
基本的には黒褐色だが、繁殖期のオスは若干パープルが出る。オスのほうが若干カラフルで大きくなる。

その細長く流線型の体型から分かるように非常に遊泳力がある。


Photo  

ランプロローグス・コンゴエンシス
 
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データ  

学名Lamprologus congoensis (Schilthuis, 1891)
英名Congo Lamprologus
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ランプロローグス(Lamprologus)属
通称
分布アフリカ・コンゴ川
最大体長15cm
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌など。何でも食べる。
適性な水質温度23~25℃
PH6.0~7.5
硬度非常な軟水~硬水:5~15°d
飼育難易度普通
繁殖難易度普通
産卵も可能で、ハーレムタイプで1匹のオスに複数のメスで飼育する。
ケーブスポウナーで岩場の隙間に80個ほどの卵を産む。
2~3日程度で卵が孵り、1週間程度で自由遊泳をできるようになる。
メスはこの期間、稚魚を守るように体で隙間に蓋をする。
オスメスの見分け方オスオスのほうが若干カラフルで大きくなる。
メスメスは色が出ず小さい。
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:大人しいbr;多くの魚と混泳することができます。同種のオスを複数飼育する場合は広めのスペースが必用。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど水流を起こす水中ポンプ、エアレーション、サンゴ砂などアルカリ性に傾けるもの、岩組など高度を上げるもの
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*17匹

特徴・飼育上の注意  

アフリカン・シクリッドなので弱アルカリ性で硬度の高い水を好む。

生息地では流れの早く溶存酸素量の多い岩と砂で構成された川なので、その環境を模してレイアウトしてやると調子よく維持できる。
普段は岩組の隙間等に身を隠して過ごすが、餌を与えた時など、強い水流を作っても物ともせず水槽内を泳ぎまわって餌を食べる。
水流が無くても酸素は必用なのでエアレーションは必須。

大人しく他種であれば問題なく混泳できる。同種のオス同士では喧嘩をするが、水流のある水槽では問題になることはない。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています