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ヨシノボリ  

ヨシノボリという名前はヨシノボリ属に属する魚の総称。
種として登録されたものだけでも10種類以上。よく似た種が多いため、総称で呼ばれることが多い。

細長いドジョウのような体型をしており、胸ビレを地面に付けて川底を歩くように泳ぐ。
基本的には黄褐色のタイプが多いが、鮮やかな赤が入る種も存在する。特に繁殖期のオスは鮮やかな色彩になる。

寿命は平均で5年程度で、1~2年で性成熟する。

比較的飼育しやすいタイプで、夏の高水温さえ気をつけてれば多くの環境に適合することができる。


Photo  

ヨシノボリ
 

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写真提供:吉田観賞魚販売 底物は可愛い[編集]

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写真提供:吉田観賞魚販売 色がキレイ[編集]

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データ  

学名Rhinogobius (Gill, 1859)
英名freshwater goby
分類スズキ(Perciformes)目、ハゼ(Gobiidae)科、ヨシノボリ(Rhinogobius)属
通称葦登
分布ロシア沿海地方から東南アジア
最大体長5~10cm
寿命3~4年
人工飼料冷凍飼料活餌など。肉食で水生昆虫などを好んで食べる。赤虫やイトミミズが好物。
適性な水質温度10~26℃
PH6.0~8.0
硬度軟水
飼育難易度やさしい:濾過用のフィルターに週1程度の水換えをするといった一般的な水槽で問題なく飼育できる。
繁殖難易度産卵の形式は種類によって異なるため一概に難易度は決められない。海で産卵するもの、川の汽水域で行うもの、ダムなどの淡水域でするものなど多様。多くの場合、オスが石の底に穴を開けて産卵床を作り、求愛のダンスを踊ってメスを誘う。メスは石の裏などに多いときで2000ほどの卵を産み付ける。産卵すると孵化するまでオスが卵を守る。この繁殖期と育児期のオスはテリトリーを主張し攻撃的になる。淡水で産卵する種の場合は水槽でも産卵例が報告されている。
オスメスの見分け方オスメスより体が大きく、第一背びれが鋭角で長く伸びる
メス第一背びれが伸びずに丸い形をしている
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:攻撃的になることがある:繁殖期には攻撃的になることがある。肉食のため、口に入る大きさの魚やエビなどは混泳不可。
気をつけたい病気カビ系の病気にかかりやすい
推奨されるアクセサリなど砂や細かな砂利、流木や岩組で隠れ家
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*110匹

特徴・飼育上の注意  

大抵の環境で飼育が可能だが、30℃以上になると調子を落とすので、夏場の高水温には注意する。
水質が悪化したり傷つくとカビ系の病気にかかりやすい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています