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ペテニア・スプレンディダ  

メキシコや中央アメリカが原産のシクリッド。
流れの緩やかな川や湖の底に潜んで近づく獲物を大きな口で吸い込んで捕食する。

現地のワイルドものは銀色をしており、体側の中央に連続してブラックのスポットが入る。雰囲気はブラックバスによく似ている。アクアリウムにおいては金魚のようなレッドタイプ、ピンク、ゴールドなどの改良品種が流通している。

横に潰されたような細長い体型をしており、顔が細長く尖っており下顎が突き出ている。特質すべきは口の大きさで、本気を出せば自分の体高と同じ大きさの魚も捕食対象になる。
背びれが長く繋がっており、大きな丸い尻ビレと尾びれを持つ。
自然下では最大で50cmと大型になる。


Photo  

ペテニア・スプレンディダ
 

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写真提供:吉田観賞魚販売 レッド 口が大きい。
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データ  

学名Petenia splendida (Günther, 1862)
英名Red Bay Snook, Bay Snook, Giant Cichlid
分類スズキ(Perciformes)目、シクリッド(Cichlid)科、ペテニア(Petenia)属
通称レッドベイスヌーク、ベイスヌーク、ジャイアントシクリッド
分布メキシコ、中央アメリカ北部
最大体長50cm
寿命10年
人工飼料冷凍飼料活餌など。肉食性で、小魚や赤虫などの生き餌を好む。人工飼料の場合は動物性のものを選ぶ。
適性な水質温度25~30℃
PH7.5~7.8
硬度軟水~中程度の硬水:8~10°d
飼育難易度やさしい、一般的な水槽で問題なく飼育することができる。
繁殖難易度やさしい、産卵形式はオープンスポウナーで、平たい石など開かれた場所に産卵する。3日程度で孵化して、1週間程度でヨークサックを消費してブラインシュリンプを食べるようになる。ペアで子育てをするため他の魚と混泳させなければ稚魚の生存率は高い。
オスメスの見分け方オスメスよりも若干大きく赤い色も鮮やか
メスオスより若干小さく丸いフォルム
水槽内で好む高さ中層、低層
混泳での注意点気性:攻撃的になることがある。シクリッドにしては大人しい方。同じ程度の大きさの魚なら混泳が可能。しかしテリトリーを主張できるだけの遊泳スペースがあると途端に攻撃的になることがある。また、その大きな口に入る魚は全て食べられてしまう。自分と同じ体高の魚なら食べようとするので注意が必要。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*12匹

特徴・飼育上の注意  

穏やかな流れの中で自生しているため、あまり流れの強い水槽は向いていない。
自然下では50cmと大型になるので、最低でも60規格水槽以上で導入しよう。

とにかく口が大きく、自分の体高と同じ大きさの魚は捕食対象になる。混泳時には注意が必要。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています