現在位置 : トップページ生体図鑑熱帯魚図鑑淡水魚図鑑 > ブルーアイ・ラスボラ

ブルーアイ・ラスボラ  

マレー半島、インドネシアに生息する小型なコイの仲間。
現地では流れの穏やかな小川や湿地帯に生息している。ほとんどはタンニンやフミン酸が豊富なブラックウォーター。

小型でブルーに染まる目が清涼感を醸しだす。尾ビレの根本にブラックのスポットが入る。調子が上がると若干イエローが出て、腹がピンクがかる。

3cmと小さく飼育も容易なことから小型水槽に最適。小さな水槽でも群泳させることができ、レイアウトに奥行きが出る。

よく似た亜種にアイスポット・ラスボラ?がいる。本種と比べると目が青くならず、サイズも若干大きくなる。アイスポットも魅力的な種ではあるが、目が青くならずブルーアイとして販売されることがあるので偽物として扱われてしまう。

かつてはラスボラ(Rasbora)属とされていたが、現在ではブレビボラ(Brevibora)属に分類される。そのため、ブルーアイ・ブレビボラと呼んだほうが正確。


Photo  

ブルーアイ・ラスボラ
 

image.jpg
写真提供:[編集]

ブルーアイ1.jpg
写真提供:[編集]

ブルーアイ3.jpg
写真提供:[編集]

写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Brevibora dorsiocellata (Duncker, 1904)、もしくはRasbora dorsiocellata macrophthalma (Duncker, 1904)
英名Eyespot rasbora
分類コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ブレビボラ(Brevibora)属
通称ブルーアイ・ラスボラ、ブルーアイ・ブレビボラ
分布マレー半島、インドネシア
最大体長3cm
寿命2〜3年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度22〜26℃
PH5.0〜7.5
硬度軟水〜中程度の硬水:8〜12°d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度普通。あまり手を加えなくても産卵することがあるが、食べられてしまうので増やしたいなら別水槽に移すのがいいだろう。弱酸性で水位の低い水槽に移し、活餌の赤虫イトミミズを与えて太らせることがトリガーとなる。ウィローモスなどに卵を植えつける。孵化は早く、稚魚は1日で孵化する。卵は見つけたらすぐに回収しないと食べられてしまう。エサは回遊するようになったらインフゾリア?数日後にはブラインシュリンプと併用しよう。
オスメスの見分け方オス成熟すると赤味が出てくる
メス丸っこくて一回り大きい
水槽内で好む高さ上層
混泳での注意点多少臆病な所があり、驚くと飛び出してしまう癖がある。それさえ気をつければ混泳出来るがサイズが小さいため捕食されないように注意したい。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど流木や隠れ家になる水草、ぴったりとはまる蓋
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*154匹

特徴・飼育上の注意  

導入時の水合わせさえ失敗しなければ飼育は簡単です。弱酸性の水で飼育すれば問題なく飼育できます。
生息地の中にはphが4.0とかなり酸性の水質だったそうだが、水槽では中性付近で問題なく飼育できる。

上層を泳ぐことを好み、小さい体に似合わず遊泳力が強いので、驚くと飛び出してしまうことがある。蓋は必須と言える。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

一番好きな魚
見た目の美しさはもちろんのとこ最大の魅力はビシッと綺麗な群泳をつくってくれるとこです。綺麗な群泳を楽しみたい人にはラミーノーズテトラかブルーアイラスボラがオヌヌメ! (アイちゃん 2014-01-08 (水) 11:57:29

お名前:


このページをソーシャルメディアで共有する

このエントリーをはてなブックマークに追加

*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています