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ハス
非常に大型で特殊な水草です。
家庭の庭で手軽に楽しめる種ではなく、一般にはレンコン畑で見ることが多いのではないでしょうか。
レンコンは「蓮根」と書くように、ハスの根で、地下茎が肥大化したものです。
花と種が同時に成長すること、泥や沼のような環境から清浄な花を咲かせることなどから、仏教のシンボル的な花として用いられてきました。
そのため食や宗教文化的にも、日本人にとって馴染みの深い植物と言えます。
スイレンとよく似ていますが、ハスの葉は水を丸い球状にして弾きます。また、花茎が高い時では1メートルほども伸びるため見分けがつきます。
ちなみにスイレンにはレンコンはできません。
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データ
別名 | 蓮、はちす、水芙蓉、芙蓉、不語仙、池見草 | |
学名 | Nelumbo nucifera | |
英名 | minute duckweed、Lesser duckweed | |
分類 | ヤマモガシ目、ハス科(古くはスイレン科とされていた)、ハス属 Order:Proteales,Family:Nelumbonaceae,Genus:Nelumbo | |
分布 | インド | |
栽培難易度 | 難しい(環境を用意する点において) | |
必要な光量*1 | - | |
CO2添加*2 | - | |
底床 | ソイル | |
水質 | 適正水温 | 20~26℃ |
Ph | 弱酸性 | |
GH(総硬度) | 軟水 | |
KH(炭酸塩硬度) | - | |
サイズ | 全体のサイズ | 100~200cm |
葉のサイズ | 15~80cm | |
タイプ | 水中葉 | × |
水上葉 | ○ | |
浮き草 | ○ | |
増やし方 | 株分け | |
成長速度 | 非常に早い | |
活着 | × | |
レイアウトしやすい配置 | 前景 | × |
中景 | × | |
後景 | × |
栽培上の注意
ハスは葉も水面高く立ち上がるため、水深はあまり必要ありません。その分、レンコンが成長できる程度の、柔らかく粒子の細かい土がかなりの量が必要です。
小型種であれば鉢の直径が45cmほどあれば栽培できます。
太陽の光がよく当たる場所であれば、気温にはうるさくありません。弱酸性の軟水が最適とされていますが、弱アルカリ性の水でも適応できるようです。
大型種の場合は、専用の池か畑を用意して楽しみましょう。
栽培経験者の声
■どんな水質で栽培したか。栽培してみて気がついたこと、注意点などありましたら投稿してください。
お勧めのレイアウト利用法や栽培方法などもお待ちしています。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。