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ネオランプロローグス・セクスファスキアータス
アフリカ・タンガニーカ湖原産のシクリッド。
タンガニーカ湖は推定2000万年前から存在し、世界で2番目に古くから存在する古代湖として知られる。古くから閉鎖された環境のため、独自の進化を遂げた種が多く存在する。
15cmとアフリカン・シクリッドにしては大型になる種。
別名6バンドという名前が示す通り、白っぽい体色に6つのバンド状の模様が入る。
泳ぎが得意なタイプで中層を群泳しながら泳ぐ。群れを作ったり、石組みをすることを考えたら120cm規格水槽以上のサイズだと本来の魅力を見ることができる。
イエローの強く出る改良品種で、ゴールドタイプが流通しているが、ブリードものは更に協調性がある。
Photo
データ
学名 | Neolamprologus sexfasciatus (Trewavas & Poll, 1952) | |
英名 | Six-Bar Lamprologus | |
分類 | スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ネオランプロログス(Neolamprologus)属 | |
通称 | - | |
分布 | アフリカ・タンガニーカ湖 | |
最大体長 | 15cm | |
寿命 | 5~8年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。何でも食べる。魚食性が強いので、肉食魚用の餌を混ぜると良い。 | |
適性な水質 | 温度 | 23~26℃ |
PH | 7.8~8.2 | |
硬度 | 中程度の硬水~硬水:6~16°d | |
飼育難易度 | 難しい | |
繁殖難易度 | 難しい 繁殖は可能だが水槽内での繁殖例は少ない。 隠れ家となる岩組に産卵するケーブスポウナー。体が大きいためかなり大型の岩組が必要になる。また水質はPH8.2~9.0程度のアルカリよりにすると良い。 岩組の奥に産卵するため事前に発見するのは困難で、気がついたら稚魚が泳いでいたということがあるので、ブラインシュリンプを予め用意しておく良い。 メスは稚魚を守るように岩組みの入り口を塞ぐ。またオスも周りを警戒するようになるので注意が必要。 稚魚の餌はブラインシュリンプで問題ない。 | |
オスメスの見分け方 | オス | - |
メス | - | |
水槽内で好む高さ | 中層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 多くの魚と混泳することができる。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | 岩組、掃除をしやすい砂状の底床、サンゴ砂などアルカリ性に傾けるもの | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 11匹 |
特徴・飼育上の注意
タンガニーカ湖の魚なので弱アルカリ性で硬度の高い水を好む。
何でもよく食べるが、魚食性強いので肉食魚用の餌が向いている。大食漢で水を汚しやすいが、水質の悪化には弱いので、フィルターはオーバースペックのものを選びたい。
シクリッドの中では大人しい種なので、多くの魚と混泳できる。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています