現在位置 : トップページ生体図鑑熱帯魚図鑑淡水魚図鑑 > トゥッカーノ・テトラ

トゥッカーノ・テトラ  

ブラジル・ウアウペス川支流原産のテトラ。

体側に太い黒のラインが入る。顎の下には赤い模様が出る。調子が上がると体全体にイエローが出てくる。
最大で2cmと小型のテトラ。
とても大人しく、ある程度まとまった数で飼育すると、ゆるい群泳もする。
色彩も美しいので小型水草水槽には最適。

生息地は鬱蒼とした森に囲まれた池で、PH4.0のかなり酸性よりのブラックウォーター。
枯れ葉や落ち葉が沢山降り積もり、タンニン等の有機物も豊富。水温は25℃程度。
マジックリーフ等を利用して同じような環境を作ると状態よく飼育できる。

かつては珍カラとして非常に高価だったが、繁殖がそれほど難しくないため、ブリードものが多く出回るようになった。


Photo  

トゥッカーノ・テトラ
 
写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Tucanoichthys tucano (Géry & U. Römer, 1997)
英名
分類カラシン(Characiformes)目、カラシン(Characidae)科、ツカノイクティス(Tucanoichthys)属
通称
分布ブラジル・ウアウペス川支流
最大体長2cm
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌など。口が小さいので小さく砕く必要がある。
適性な水質温度20~28℃
PH4.0~6.5
硬度非常な軟水~軟水:1~7 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度普通
繁殖も可能で、オスが枯れ葉や枝を利用して産卵床を作ることが知られている。
その巣に別のオスが近づくと追い払う。そのため、産卵床を作るようなったら雄と雌のペアで隔離するとよい。
産卵後はオスが卵を守り、24時間程度で孵化する。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:大人しい
捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*182匹

特徴・飼育上の注意  

生息地は鬱蒼とした森に囲まれた池で、PH4.0のかなり酸性よりのブラックウォーター。
枯れ葉や落ち葉が沢山降り積もり、タンニン等の有機物も豊富。水温は25℃程度。
マジックリーフ等を利用して同じような環境を作ると状態よく飼育できる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


このページをソーシャルメディアで共有する

このエントリーをはてなブックマークに追加

*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています