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タイガー・オトシン
南米原産の小型オトシン。
小さなオトシンの中でも特に小型でタイガー柄もなんだか可愛く見える。
茶ゴケをせっせと食べてくれるがそれ以外のエサについて決定的なものがない。とにかく長期維持の難しい種で、今まで多くのオトシンやプレコを飼育した経験を持つ人々が、エサや水質を試行錯誤している段階である。
可愛らしくつい手を出したくなるが、飼育が非常に難しい種だという認識を持った上で購入したい。
割と流通量が多い種だが、正確な分類・学名が判明していない。
Photo
データ
学名 | Parotocinclus sp. "Peru" | |
英名 | − | |
分類 | ナマズ目、ロリカリア科、−属 | |
通称 | タイガー・オトシン、バンブルビー・オトシン | |
分布 | 南米 | |
最大体長 | 3cm | |
寿命 | −年 | |
餌 | 人工飼料、水槽や水草の茶ゴケを綺麗に食べてくれる。コケがなくなると餓死してしまうため植物性のエサを食べるようにすると良い。気の強い魚と混泳している場合はエサが回らないことがあるので注意 | |
適性な水質 | 温度 | 20〜26℃ |
PH | 6.5〜7.5 | |
硬度 | − | |
飼育難易度 | 非常に難しい | |
繁殖難易度 | 非常に難しい | |
オスメスの見分け方 | オス | − |
メス | − | |
水槽内で好む高さ | 底層 | |
混泳での注意点 | 大人しいので多くの魚と混泳できる | |
気をつけたい病気 | − | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家となる土管や流木 | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 54匹 |
特徴・飼育上の注意
飼育は非常に難しい。最適な水質やエサについてもわかっておらず、繁殖例なども全く聞かない。茶ゴケを食べてくれることで知られているが、それらが水槽からなくなると餓死してしまうことがある。植物性で水に沈むタイプのエサを食べるように慣れさせることが一つの壁と言える。他にはゆでたほうれん草やキュウリを食べたとの情報もある。茶ゴケを付けさせた石を用意して与えた方もいるようだが、それでも1年維持するのがやっとだということだ。海外でもどんな食べものを与えたらいいか議論されている。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
5年目の水草水槽で混泳させてます。
5年目の水草水槽で、タイガープレコ4才、ネオンテトラ4才、ゴールデンバブル1才5匹、2才くらいかな?色んなヌマエビだのビーシュリンプだのとピグミータイガーオトシンを混泳させてます。
いつもガラスのコケを満足するまで一通り食べます。
疲れたら?大好きな流れのある流木の上で休んでます。
水の流れがあるところが好きなようです。これからも大切に育てていきたいと思います。
私の癒しです。(名無しさん 2017-03-02 (木) 00:44:34)