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ジェリービーン・テトラ  

シェラレオネ、西アフリカ原産の小型テトラ。
現地の環境を模して、ブラックウォーターで飼育すると状態が上がる。
現地ではゴム農園側の川で発見された。そのような場所は環境破壊により減少しており、現在は絶滅危惧種に登録されている。

細長いイエローの体型で、尾ビレがレッドに色付く。
小さく控えめながらも赤い尾ビレは水草水槽だけでなく、黒系の石組み水槽などで、よく映える。

大人しく協調性のある種で、小型水槽の混泳魚として最適。
小さな水槽で群泳させれば、水槽を雄大に見せてくれる効果がある。

入荷は稀で、非常に高価だった。
最近では繁殖ものが出回るようになり、価格も落ち着いてきた。

ちなみにオスメスの性差がほとんどなく、見分けるのは困難。海外ではアドニス・テトラも同じくジェリービーンズ・テトラと紹介される。


Photo  

ジェリービーン・テトラ
 
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データ  

学名Ladigesia roloffi (Géry, 1968)
英名Jelly Bean Tetra、Sierra Leone Dwarf Characin
分類カラシン(Characiformes)目、アレステス(Alestidae)科、ラディゲシア(Ladigesia)属
通称ラディゲシア・ロロフィ
分布シェラレオネ、西アフリカ
最大体長4cm
寿命3~5年
人工飼料冷凍飼料活餌など。口が小さいので小さく砕く必要がある。
適性な水質温度22~26℃
PH6.0~7.0
硬度非常な軟水~軟水:5~10 °d
飼育難易度普通
繁殖難易度繁殖は可能だが、難しいらしく、ほとんど情報がない。稚魚は水質の変化に大変弱く、繁殖を狙う場合はコマ目な給餌とコマ目な水換えが必要とのこと。
オスメスの見分け方オス見分けるのは困難
メス見分けるのは困難
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:大人しい
捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*141匹

特徴・飼育上の注意  

餌は何でも食べ、弱酸性の水で問題なく飼育できる。水の汚れには敏感なのでコマ目な水換えを心がけよう。

臆病では無いので前面に出てくるが、水草で隠れ家を作ると良い。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています