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サタノペルカ・レウコスティクタ  

ギアナ、スリナムに生息する中型シクリッド。

?が長く、馬面のような印象を受ける。
オスが繁殖期に入ると顔に入るスポット状の模様が鮮やかになり美しい。
その独特の体形でちょこん、ちょこん、と底床をついばむ姿が愛らしい。まるでコリドラスのように底層に居ることを好む。

コリドラスに似ているのは分類に関しても同じで、呼び名が安定していない。サタノペルカ・ジュルパリと呼ばれていたこともある。その名残から未だに「ジュルパリ」の名前で流通している。東南アジアブリードのものは「サタノペルカ・レウコスティクタ」だ。
底床をついばむ習性があるので細目な掃除を心がけたい。


Photo  

サタノペルカ・レウコスティクタ
 
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データ  

学名Satanoperca leucosticta (MÜLLER & TROSCHEL, 1849)
英名Eartheater
分類スズキ(Perciformes)目、シクリッド(Cichlidae)科、サタノペルカ(Satanoperca)属
通称サタノペルカ・レウコスティクタ、サタノペルカ・ジュルパリ
分布ギアナ、スリナム
最大体長18cm
寿命不明
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度20~28℃
PH5.5~7.5
硬度非常な軟水~中程度の硬水:2~12°d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい。卵を水槽の底や石の上に産み、マウスブルーダーで稚魚を守るため多くの稚魚を成長させることができる。混泳魚には気をつけよう。エサはブラインシュリンプで育てると良い。
オスメスの見分け方オス色鮮やかでヒレが長い
メス地味な色合いでヒレは伸びない
水槽内で好む高さ中層〜底層
混泳での注意点シクリットのなかでは大人しい種だが、20cm近くなるので中型魚以上と混泳させよう。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど細かい砂状の底床
避けたほうがよいものケガをするので角のある底床、抜いてしまうので水草も不可
60cm水槽での適正な飼育数*16匹

特徴・飼育上の注意  

導入時の水合わせさえ失敗しなければ飼育は簡単です。
比較的簡単に繁殖も楽しめ、マウスブルーダーで甲斐甲斐しく子育てをする姿を見たい方にはお薦めだ。
底床をちょんちょんとついばむので角のない砂状の底床を用意してあげよう。
混泳は中型以上の魚とならこちらから攻撃を仕掛けるようなことはない。
底床をついばむ習性があるので細目な掃除を心がけたい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています