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サザンブルーアイ・レインボー  

オーストラリア東部に生息するレインボーフィッシュ。

名前の通りブルーの目を持っている。
透明感のある体で、腹のあたりから尾にかけてイエローがグラデーションで入る。レンボーフィッシュらしく第2背ビレと尻ビレが伸長するが、他種に比べると小さめ。

採取場所によって大きさが異なり、オーストラリア北部で採取されたものは最大で7cm程度になる。

臆病な性格なので8~10匹程度のまとまった数で飼育すると良い。
オス同士はヒレを広げて主張し合うフィンスプレッティングを行う。繁殖期のオスは同種のオスに対して激しく攻撃をすることがあるので、水草を多めに植えて隠れ家を作るとよい。


Photo  

サザンブルーアイ・レインボー
 
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データ  

学名Pseudomugil signifer (Kner, 1866)
英名Pacific Blue-eye
分類トウゴロウイワシ(Atheriniformes)目、プセウドムギル(シュードムギル、ブルーアイ)(Pseudomugilidae)科、プセウドムギル(Pseudomugil)属
通称
分布オーストラリア東部
最大体長7cm
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌など。なんでも食べるが口が小さいため細かな餌が向いている。ブラインシュリンプが好物。
適性な水質温度20~26℃
PH6.5~7.5
硬度非常な軟水~中程度の硬水:5~13°d
飼育難易度普通
繁殖難易度
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:大人しい
大人しいが中層を遊泳する種との混泳は向かない。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど水面が高い場合は蓋をする
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*123匹

特徴・飼育上の注意  

生息域が広く、マングローブの生える海水や汽水でも発見されている。そのため塩分のある環境でも飼育できるが、純水でも問題なく飼育できるので、特別な理由がない限り塩は加えなくても良い。

自然下では10~12月の雨季に連続して卵を産み付けるので、水換えをして温度を下げるとトリガーになる。産卵床や隠れ家にはモスが向いている。5~10日ほどで孵化する。ヨークサックを使い切ると泳ぎ出すのでインフゾリアを与える。1週間ほど経つとブラインシュリンプを食べられるようになるので徐々に切り替えていく。

飛び出すことがあるようで、水面が高い場合は蓋をする。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています