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コームスケール・レインボー  

ニューギニア島・センタニ湖原産のレインボーフィッシュ。

数ある熱帯魚の中でも珍種中の珍種。
レインボーフィッシュとあるが、体色は全身がワインレド1色に染まる。ところどころメタリックな銀色の鱗が覗く程度。

体型が珍妙で、成熟するに釣れ背ビレ側がコブのようになり、尖った三角形の顔と不釣り合いなほど盛り上がる。
目は顔の割に大きく、口は体の割に非常に小さい。
色揚げ用の餌を与えると目の冴えるような濃いレッドの体色になる。

非常に穏やかな性格をしており、6匹程度で群泳させると良い。
しかし15cmと大型になるので群泳させるには120cm規格水槽などの大型の水槽が向いている。
あまり泳ぎの得意な種との混泳は向かない。


Photo  

コームスケール・レインボー
 
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データ  

学名Glossolepis incisus (M. C. W. Weber, 1907)
英名Red Rainbowfish、Red Salmon Rainbowfish、Salmon-Red Rainbow Fish、Red Rainbow
分類トウゴロウイワシ(Atheriniformes)目、メラノタエニア(レインボーフィッシュ)(Melanotaeniidae)科、グロッソレピス(Glossolepis)属
通称ダディブルジョリィハチェットバルブ、ダディブルジョリィ・ハチェット
分布ニューギニア島・センタニ湖
最大体長15cm
寿命3~8年
人工飼料冷凍飼料活餌など。なんでも食べる。赤虫やイトミミズが好物。
適性な水質温度22~24℃
PH7.0~8.0
硬度軟水~硬水:9~19°d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい
産卵は非常に簡単。弱アルカリ性で多少硬度のある水が最適。水温の上昇がトリガーになる。
ばら撒き型で卵を食べてしまうのでモスなどを入れて保護しよう。ペアは毎日少量の卵を数週間に渡って産み続ける。
稚魚は1週間程度で孵化する。稚魚は小さいのでインフゾリアを与える。一週間ほどでブラインシュリンプを食べられるように成長する。
オスメスの見分け方オスオスは体高が出て赤みが強い。
メス体高が出ない
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:大人しい
動きが遅いため、遊泳力なるタイプとの混泳は向かない。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*111匹

特徴・飼育上の注意  

現地では止水域に棲息するため、水の流れが苦手で水流を殺すように工夫をしよう。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています