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グロソレピス・ワナメンシス  

パプアニューギニア原産のレインボーフィッシュ。

ザ・レインボーフィッシュといった、メタリックな質感の鱗に角度によって虹色の体色が現れる美しい種。
成熟すると第2背ビレと、尻ビレが長く伸長し、フォーク状になる。特にオスは体高が出て様々な色彩を見せてくれる。
幼魚の頃はギンブナのように特徴のなり銀色の体色をしているため、あまり目立たないが、飼いこむと美しく成長する。

残念ながら現地では絶滅危惧種に認定されており、流通するのはブリードもの。


Photo  

グロソレピス・ワナメンシス
 
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データ  

学名Glossolepis wanamensis (G. R. Allen & Kailola, 1979)
英名Lake Wanam Rainbowfish
分類トウゴロウイワシ(Atheriniformes)目、メラノタエニア(レインボーフィッシュ)(Melanotaeniidae)科、グロッソレピス(Glossolepis)属
通称
分布パプアニューギニア東部・ワナム湖
最大体長9cm
寿命5~8年
人工飼料冷凍飼料活餌など。なんでも食べる。赤虫やイトミミズが好物。
適性な水質温度26~30℃
PH7.5~7.8
硬度軟水~中程度の硬水:8~10°d
飼育難易度普通
繁殖難易度やさしい
産卵は非常に簡単。弱アルカリ性で多少硬度のある水が最適。水温の上昇がトリガーになる。
ばら撒き型で卵を食べてしまうのでモスなどを入れて保護しよう。ペアは毎日少量の卵を数週間に渡って産み続ける。1週間程度で孵化する。
稚魚は小さいのでインフゾリアを与える。一週間ほどでブラインシュリンプを食べられるように成長する。
オスメスの見分け方オス体高が出て様々な色彩を見せてくれる
メス大人しい色彩でヒレもあまり伸びない
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:大人しい
動きが遅いため、遊泳力なるタイプとの混泳は向かない。スネールイーターで貝を食べるため、貝との混泳は不可。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*118匹

特徴・飼育上の注意  

止水域に棲息するため水の流れが苦手で、水流を弱める工夫が必要。群れを作る性質があるので6匹程度のまとまった数で飼育すると良い。

餌は何でも食べるが、色揚げ用の餌を与えると美しく成長する。スネールイーターで貝を食べるため、貝との混泳は不可。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています