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オトシンクルス・アフィニス
アマゾン川のオリノコ水系に生息するオトシンクルス。
原生地では群れで生息しており、一日中藻類や植物などをこすげとって食べている。
小型で大人しくせっせとコケを綺麗にしてくれる働き者。
水草水槽の維持にはもってこいのスーパーサブと言えます。
水槽に張り付いて一生懸命コケを落とす姿を見ると思わず応援してやりたくなります。
オトシン・ネグロ?に比べると繁殖は難しい。
ショップでは単純にオトシンクルスという名前で流通していることが多い。よく似た種にビッタートゥス、ベスティートゥス、アフィニス、マクロスピルスがいる。区別をせずに販売しているショップも多いようだ。
Photo(写真の個体はaffinisではなくvittatus, vestitus or huaorani)
写真提供:maluo[編集]
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写真提供:吉田観賞魚販売 茶ゴケ対策にぴったしかんかん!
オタマジャクシのような見た目もGood です♪[編集]
写真提供:hakumai[編集]
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データ
学名 | Otocinclus affinis(Steindachner, 1877)、Macrotocinclus affinis | |
英名 | Golden otocinclus、Otocinclus affinis、Oto, Dwarf Otocinclus, Golden Otocinclus, Dwarf Otto, Dwarf or Midget Suckermouth Catfish. | |
分類 | ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、オトシンクルス(Macrotocinclus)属 | |
通称 | オトシンクルス・アフィニス | |
分布 | 南米:リオ・デ・ジャネイロ、オリノコ水系 | |
最大体長 | 5cm | |
寿命 | 7〜10年 | |
餌 | 人工飼料、水槽や水草の茶ゴケを綺麗に食べてくれる。コケがなくなると餓死してしまうため植物性のエサを食べるようにすると良い | |
適性な水質 | 温度 | 20〜26℃ |
PH | 6.0〜8.0 | |
硬度 | 中程度の硬水~硬水:15~20°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 非常に難しい オトシン・ネグロに似ているが繁殖は難しいようだ。ネグロの場合はオスがメスを追いかけるようになり、流木や水草に卵を植えつける。卵を回収して別水槽で管理し、孵化してヨークサックがなくなるころにインフゾリア?その後は大きくなるに連れてブラインシュリンプ人工飼料とエサを大きくすると失敗がない。 また草食性のためマジックリーフを稚魚に与えても食べてくれるようで傷やカビからくる病気予防にもお薦めだ。 食べられるコケが無くなると餓死するので、定期的な給餌は必要。餌付けの方法だが、オトシンクルスの仲間は餌の場所を覚えるので、コケが無くなったら水槽内の決まった場所へ消灯後(同居魚に邪魔されない為に)に、プレコタブレットを小さく砕いた物を毎日投下。翌朝残っていたら除去する。数日間は無視するかもしれないが、毎日同じ場所に投下していれば、そのうちに、翌朝餌を食べている場面に必ず出会える。 餌の場所を覚えたら、その後は週に一回程度の給餌で十分である。 尚、この方法は並オトシン以外にも、ネグロ、ゼブラ等、多くのオトシンでも活用できる方法である。 | |
オスメスの見分け方 | オス | メスより一回り小さい |
メス | オスより腹の部分がふっくらとしている | |
水槽内で好む高さ | 底層 | |
混泳での注意点 | 大人しいので多くの魚と混泳できる | |
気をつけたい病気 | − | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家となる土管や流木 | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 33匹 |
特徴・飼育上の注意
おとなしい性格で水槽や底をせっせと磨く。あまり他の魚のテリトリーとぶつかることもないので多くの魚と混泳出来る。
他のプレコと同じように飼いやすく水質の変化にも強いようだ。
しかしショップでのコンディションが悪いことがあるので、落ち着いた個体を選ぶようにしたい。人工飼料を食べている個体かどうかも重要になるので店頭では聞いてから購入したい。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
低床
低床が砂利だとアルカリ性に傾くので二週間ぐらいでみんな死んでいったのだと判断したのですけどただの思い込みですかね。
(名無しさん 2016-02-21 (日) 23:40:56)
''''
ある程度の数を入れたほうがよい気がします。うちの場合60cmの混泳水槽に6匹飼っています。数を増やしたら、隠れてばかりだった個体も姿を見せるようになりましたし、餌もたべるようになりました。人工餌に慣れた個体が1匹いると、今まで食べなかった他の個体もつられて食べるようになりました。また、新しい水を好むみたいです。水換えをすると、元気に泳ぎ回ります。(名無しさん 2016-02-23 (火) 22:23:23)
''''
コケ取りを目的に飼わないほうがいいかもしれません。そこまで成果を期待できないし、愛嬌のある見た目や仕草から純粋に観賞魚として楽しいとおもいます。個人的にはたくさん飼育するのは・・。うじゃうじゃいるとちょっと気持ち悪い。人工餌に慣れさえすれば丈夫で すし、飼育も難しくありません。人工餌を食べようとしない個体は、いろいろためしましたが、結局 餓死してしまいました。最初に購入の際に、人工餌に慣れている・大きくて活発に動いている個体を購入すれば失敗はないと思います。(名無しさん 2016-08-01 (月) 22:08:11)
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
不思議です
60cm水槽に小型カラシン数種類(計20匹)と混泳しています。
オトシンは2匹いて、飼育して2か月以上になりますがエサを食べているところを見たことがありません。アヌビアスナナの葉の上でジッとしていてほとんど動きません。水槽には茶ゴケは生えておらず、プレコ用のエサなども特別与えてませんが生きています。飼育者が気が付いていない僅かな残り餌や茶ゴケ等を夜間に食べているとしか考えられません。餓死を気にするあまり、あまり神経質になって 楽しいはずのアクアリウムが逆にストレスになっては本末転倒だ と気楽に考えています。導入したオトシンはショップで一番元気そうな2匹を選びました。(名無しさん 2015-12-30 (水) 16:34:11)