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イエローストライプ・シクリッド
アフリカ・マラウィ湖原産のシクリッド。
幼魚のうちは名前の通りイエローの体色をしており、背側の半分はホワイト体色にブラックのラインが縦方向に2本入る。かなり鮮明なラインのためよく映える。
オスは成熟するとイエローとホワイトの部分が濃紺に変化し、黒いラインがホワイトに変色する。
Photo
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写真提供:3年飼育中の個体です。1年後にはこんな色に変色しました。
幼魚と比べるとかなり地味になりますが、ヒレのギザギザ感、縁取りや頬のラメ感など見どころはあります。
かなり気性は荒い個体で5匹混泳させていたが、すべてやられました。同サイズのフェザーフィンシノドンテスもやられました。ターゲットが決まったらとことんやります。
食欲旺盛で懐きます。
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データ
学名 | Melanochromis auratus (Boulenger, 1897) | |
英名 | Golden mbuna | |
分類 | スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、メラノクロミス(Melanochromis)属 | |
通称 | - | |
分布 | アフリカ・マラウィ湖 | |
最大体長 | 11cm | |
寿命 | - | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。何でも食べるが、草食性が強いので、スピルリナなど植物質の多い餌を与える。 | |
適性な水質 | 温度 | 24~28℃ |
PH | 7.6~8.8 | |
硬度 | 軟水~非常な硬水:10~25°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 普通 繁殖は産卵はマウスブルーダー。 メスが1~2つの卵を産むと、素早く口に含む。その後オスが尻のあたりから出す精子を口に含むことで、口の中の卵に受精させる。 これらの動作がクルクルとダンスをするように繰り返される。 稚魚のエサはブラインシュリンプで問題ない。 | |
オスメスの見分け方 | オス | イエローとホワイトの部分が濃紺に変化し、黒いラインがホワイトに変色する |
メス | オスに比べると落ち着いた体色 | |
水槽内で好む高さ | 中層 | |
混泳での注意点 | 気性:攻撃的になることがある。基本的にはペアでの飼育推奨。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | - | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 5匹 |
特徴・飼育上の注意
アフリカ産シクリッドということで弱アルカリ性の水を好む。
底床を掘って巣を作る修正があるため、底床は細かな砂。隠れ家を作るのに複雑に組んだ石組みや流木が効果的。
シクリッドらしく攻撃的な物が多く、同種で混泳するとオス同士はしつこく喧嘩をするので注意が必要。複数混泳する場合は複雑なレイアウトと大きな水槽が必須。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています