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アストロノータス  

南米アマゾンの広範囲で生息する大型のオスカー。
流れの穏やかな川の浅瀬に生息しており、流木や木の根を寝床にしている。

背びれと尻ビレ、尾びれが連続するように扇状に広がっている。
ワイルドものはブラックの体色に、日が燃え広がるようなオレンジの模様が迷彩状に入り、強面の顔と相まって力強い印象を受ける。
オスカーという名前は小さな目を持っているという意味で、尾びれの根本に現れるスポット模様を指している。

オスカーの名で知られるアストロノータス。
古代魚のような貫禄ある雰囲気も魅力的だが、なんといっても頭がよく人懐っこい性格がファンの多い理由だろう。
一般的な水質で飼育でき混泳も可能なため大型魚マニアには根強い人気があり、さまざまな改良品種が生み出されている。


Photo  

アストロノータス
 
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データ  

学名Astronotus ocellatus(Agassiz, 1831)
英名Oscar, Tiger Oscar, Red Oscar, Albino Oscar, Marble Cichlid, Velvet Cichlid, Lutino Oscar
分類スズキ(Perciformes)目、シクリッド(Cichlidae)科、アストロノータス(Astronotus)属
通称アストロノータス、オスカー、アストロ
分布南米:ペルー、ブラジル、コロンビアのアマゾン川流域、フレンチギアナ
最大体長40cm(水槽では30cm程度)
寿命15~20年
人工飼料冷凍飼料活餌。雑食性で口に入る大きさのものなら何でもよく食べます。原生地では果物や植物も食べることが知られておりエサのバリエーションに加えると面白い。エビやコオロギ、アカムシやミミズなど、肉食系のエサを与えると食いつきが良い。
適性な水質温度22~25℃
PH6.0~8.0
硬度軟水~中程度の硬水:6~10 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい。床や石などにたまごをばら撒くように産卵する
オスメスの見分け方オス見分けるのは困難
メス見分けるのは困難
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点同じ程度の大きさなら大人しいが、口に入る大きさのものは何でも食べてしまうので小さな魚との混泳は無理
気をつけたい病気穴開き症?
推奨されるアクセサリなど砂状の底床、隠れ家になるような大型の流木。
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*1−匹

特徴・飼育上の注意  

出来れば90規格水槽以上の大きさで飼育したい。大食漢で肉食のため水を汚すので濾過能力の高いフィルターが必要。糞も多いためベアタンクで飼育するのが一般的。
水質に関しては弱酸性から弱アルカリまで対応できるが、弱酸性での飼育が望ましい。
餌のバランスが悪いと穴開き症になるのでバランスの取れた餌が良い。
最長で20年と寿命が長いので気軽に飼うのは避けたい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています