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#author("2024-04-08T20:39:32+09:00;2020-06-18T00:16:10+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > ラビドクロミス・カエルレウス}; *ラビドクロミス・カエルレウス [#r6b20462] アフリカ・マラウィ湖原産の小型シクリッド。 マラウィ湖は世界で9番目の大きさを誇り、シクリッドだけで800種生息しており、多くの固有種を有する多様性の豊かな湖。水質は弱アルカリ性で、硬度が高い。 熱帯魚のなかでイエローと名前のある種は数あれど、本種はそのなかでもトップクラスに鮮やかなイエローを持つ。 背ビレと、胸ビレに黒い鮮明なラインが入り、鮮やかな色彩を引き締める。 シクリッド特有のコブの突き出た顔も相まって、非常に存在感のあるアフリカンシクリッド。 ---- **Photo [#p84ddc93] #ref(image.jpeg,zoom,,ラビドクロミス・カエルレウス) #br #style(class=seitai){{ &attachref(image.jpeg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2); #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。 RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。 ---- **データ [#yc677d6d] |LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|学名|Labidochromis caeruleus (Fryer, 1956)| |>|英名|Caeruleus、Lemon yellow lab、Blue streak hap、Electric yellow、Yellow prince| |>|分類|スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ラビドクロミス(Labidochromis)属| |>|通称|レモン・シクリッド、イエロー・シクリッド| |>|分布|アフリカ・マラウィ湖| |>|最大体長|10cm| |>|寿命|-| |>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]など。何でも食べるが、草食性が強いので、スピルリナなど植物質の多い餌を与える。| |適性な水質|温度|24~28℃| |~|PH|7.7~8.6| |~|硬度|軟水~非常な硬水:10~25°d| |>|飼育難易度|普通| |>|繁殖難易度|普通&br;オープンスポウナーで、平らな石や流木等に卵を植え付ける。&br;PHを8程度まであげて、赤虫やほうれん草など、嗜好性の高い餌を頻度を上げて与える。十分に栄養を蓄えると繁殖行動に入る。まずは互いにクルクルと回り出す。準備が整うとメスが卵を産み、それを口に加える。するとオスが肛門付近から精子を出す。それをメスが口で吸い込むことで受精する。&br;通常50程度の卵を産む。メスは稚魚が孵って自由遊泳するようになるまで1ヶ月ほど、口の中に卵を入れたまま守る。&br;現地ではハーレムや群れでいることが多いが、繁殖に関わっていないメスや、他のシクリッドは卵を食べようと虎視眈々と狙っている。そのような環境から卵をすぐに回収するようになったと思われる。&br;卵を守る間メスは絶食するため、繁殖には十分な栄養の蓄積が必要であることがわかる。&br;他種との混泳している場合など、メスに刺激を加えると卵を食べてしまうことがあるので、確実に増やしたい場合は2週間程度たった頃にメスに稚魚を吐き出させて回収する。&br;稚魚はすぐにブラインシュリンプを食べることができる。| |オスメスの見分け方|オス|オスのほうが一回り大きく成長し、ヒレに出る黒いラインがより強くでる。| |~|メス|ひと回り小さく色も出ない。| |>|水槽内で好む高さ|中層| |>|混泳での注意点|気性:攻撃的になることがある&br;同種間のオスでは争う。ハーレムを作る習性があり、複数のメスに対して1匹のオスで構成すると協調性を保つ。| |>|気をつけたい病気|-| |>|推奨されるアクセサリなど|-| |>|避けたほうがよいもの|-| |>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|11匹| ---- **特徴・飼育上の注意 [#t4467ebe] 砂地と岩で構成されたマラウイ湖に生息しているため、同じような環境を整えるのが良い。 硬度の高い水とアルカリよりの水を好み、広い遊泳スペースが必要。 必要であればサンゴや貝の殻などを置いて人工的に硬度をあげる。 ハーレムを作ることで知られており、一匹のオスと、複数のメスで構成すると上手く協調性を保つ。同種のオス同士は争うが、同じ程度の大きさのシクリッドとは混泳が可能。 ---- **飼育者の声 [#nbc64dd3] ■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #style(class=comment){{ S.フライエリー、レッドジュエルシクリッド、N.ブリチャージ、N.レレウピと一緒に、20数匹のスマトラと共に90㎝水槽で飼っています。スマトラに若干の被害は出ますが、混みあっていますので、全面抗争は起こらず、テリトリーも発生せず、何とか順調です。(''007'' &new{2020-04-15 (水) 16:30:31};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][46]); }} #style(class=comment){{ 砂に少量のサンゴを混ぜて、丁度PH=7.0の状態で上手く飼えています。フィルターは上面と底面のダブルです。(''007'' &new{2020-04-15 (水) 16:45:21};) ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][8]); }} #recorder(comment,0)
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