#author("2020-06-18T08:52:07+09:00","","")
&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > リブルス・テヌイス};

*リブルス・テヌイス [#rdaf378f]

南アメリカ産の卵生メダカであるリブルス・テヌイス。
リブルスやアフィオセミオンが持つ、特徴のあるヒレの形をしている。上下のヒレにイエローが乗る。基本的には落ち着いた体色をしています。
リブルス属の中では飼育しやすいタイプで、中性付近の水で問題なく飼育できる。繁殖も容易なのでリブルス属の入門種に丁度いい。
南米グアテマラ、メキシコなどに生息する卵生メダカ。

淡いブルーの体色にオレンジのドット模様が入る。尾ビレの付け根あたりが強いオレンジになる。尾ビレの上下がイエローになるがどちらかと言えば下側が強く色づくことが多いようだ。
体の大きさには不釣り合いな小さなヒレを持ち、尾ビレのあたりがくにゃりと下に沈んだ面白い体型をしている。

採取される地域によって色のバリエーションが異なる。

リブルス属の中では飼育しやすいタイプで、中性付近の水で問題なく飼育できる。
繁殖も容易なのでリブルス属の入門種に丁度いい。

かつてはリブリス属とされていたが、2020年現在ではキノドニクティス(Cynodonichthys)属に分類されている。
そのため正しい学名はキノドニクティス・テヌイス。

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**Photo [#x7808866]

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**データ [#h550cab6]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Rivulus tenuis(Meek,1904)|
|>|学名|Cynodonichthys tenuis (Meek,1904)、もしくはRivulus tenuis (Meek,1904)|
|>|英名|Dogtooth rivulus、Maya Rivulus|
|>|分類|カダヤシ目、リブルス科(リウルス科、卵生メダカ科)、リブルス属|
|>|分類|カダヤシ(Cyprinodontiformes)目、リブルス(Rivulidae、卵生メダカ科)科、キノドニクティス(Cynodonichthys)属|
|>|通称|リブルス・テヌイス|
|>|分布|グアテマラ、メキシコ|
|>|最大体長|オス5.0cm、メス3.5cm|
|>|寿命|2〜3年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。[[ブラインシュリンプ]]や[[赤虫]]などを与えて丁寧にエサに慣らしたい。|
|適性な水質|温度|22〜28℃|
|~|PH|6.5〜7.0|
|~|硬度|軟水|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|普通。リブルスの中では比較的環境を選ばず、ペアで飼育すれば簡単に卵を産む。メスの腹が膨らんでもなかなか産卵しない場合は[[ブラックウォーター]]にすると良い。[[トップスポウナー]]で水面近い水草などに卵を産む。稚魚は大きいので、初期飼料には[[ブラインシュリンプ]]を用いることができる。|
|オスメスの見分け方|オス|鮮やかな色彩でメスより大きい|
|~|メス|地味な色彩でオスより小さい|
|>|水槽内で好む高さ|中層、底層|
|>|混泳での注意点|状態良く保つためにも同種との混泳にとどめたほうがいい。|
|>|気をつけたい病気|−|
|>|推奨されるアクセサリなど|飛び出しが多いのでぴったりとはまる蓋、産卵用にウィローモスなど|
|>|避けたほうがよいもの|−|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|12匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#r499117e]

リブルス属の中では飼育しやすいタイプで、中性付近の水で問題なく飼育できる。

飛び出しによる死亡事故も多いので蓋が必要になる。

リブルスの中では比較的環境を選ばず、ペアで飼育すれば簡単に卵を産む。メスの腹が膨らんでもなかなか産卵しない場合は[[ブラックウォーター]]にすると良い。[[トップスポウナー]]で水面近い水草などに卵を産む。稚魚は大きいので、初期飼料には[[ブラインシュリンプ]]を用いることができる。

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**飼育者の声 [#qdec56dd]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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