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*ネオランプロローグス・シミリス [#g46d6942]

アフリカ・タンガニーカ湖原産のシクリッド。
タンガニーカ湖は推定2000万年前から存在し、世界で2番目に古くから存在する古代湖として知られる。古くから閉鎖された環境のため、独自の進化を遂げた種が多く存在する。

最大で4.5cmと、45cm規格水槽で繁殖まで楽しめる小型のアフリカン・シクリッド。

コショウ色の体色に白いラインがゼブラ柄に入る。
特徴的ではあるものの、シクリッドらしい派手な体色はない。模様に性差はないが、オスはメスより一回り大きく、ヒレも伸長する。
またコブもできるので成熟すれば判別可能。

ハーレムを作るタイプなので、オス1に対し、メス3程度のグループで飼育すると良い。

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**Photo [#p84ddc93]

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**データ [#o404f372]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Neolamprologus similis (Büscher, 1992)|
|>|英名|-|
|>|分類|スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ネオランプロログス(Neolamprologus)属|
|>|通称|-|
|>|分布|アフリカ・タンガニーカ湖|
|>|最大体長|4.5cm|
|>|寿命|-|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]など。何でも食べる。赤虫やイトミミズが好物。|
|適性な水質|温度|23~26℃|
|~|PH|7.8~8.2|
|~|硬度|中程度の硬水~硬水:6~16°d|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|普通&br;繁殖はシクリッドの中でもかなり容易なタイプ。&br;シェルブリーダーで住み家にしている巻き貝に卵を産み付けます。メスから誘うタイプで、巻き貝の入り口から顔を出してオスを誘う。&br;成功すればオスが近づきメスが産んだ卵に受精する。卵と稚魚の世話はメスが行い、巻き貝の入り口を塞き止めたり、巻き貝の上に乗って近寄るものを攻撃する。この時のメスは攻撃的になるので、ある程度のスペースが必要。&br;卵は1日ほどで孵り、7日程度で自由遊泳を始める。稚魚は危険を感じると巻き貝の中に隠る。その後2週間ほどで外に出て自由に泳ぐようになる。&br;[[ネオランプロローグス・ブリチャージ]]に見られるような、共同で稚魚を育てるタイプで、同種のみの水槽であれば成魚に捕食されることはない。餌はブラインシュリンプで問題ない。|
|オスメスの見分け方|オス|一回り大きく成熟するとコブが出る|
|~|メス|一回り小さい|
|>|水槽内で好む高さ|中層~低層|
|>|混泳での注意点|気性:大人しい&br;多くの魚と混泳することができます。同種のオスを複数飼育する場合は広めのスペースが必用。|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|巻き貝(ネオタウマやエスカルゴ)の殻、椰子の実シェルター、岩組、掃除をしやすい砂状の底床、サンゴ砂などアルカリ性に傾けるもの|
|>|避けたほうがよいもの|-|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|36匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#zcfaabca]

タンガニーカ湖の魚なので弱アルカリ性で硬度の高い水を好む。
巻き貝を住み家にするため、巻き貝状のものか、椰子の実のシェルター等を用意する。巻き貝はギリギリ入れる程度の大きさのものを好む。

シクリッドの中では大人しい種なので、多くの魚と混泳できる。

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**飼育者の声 [#z64a8d56]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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