#author("2020-05-13T00:24:47+09:00","","")
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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[汽水魚図鑑]] > セブンスポット・アーチャーフィッシュ};
*セブンスポット・アーチャーフィッシュ [#u575f9cf]
スリランカなど東南アジア原産のテッポウウオの仲間。
マングローブの林や河口部分など、汽水域に生息している。
体色は淡いイエローで、名前の示す通り体側に7つの黒いスポット模様を持っている。
テッポウウオの仲間らしく、水を飛ばして昆虫を捕食する。水面から1.5m上空の獲物に水を当てることができる。
基本的には水面に浮かんでいる昆虫などを捕食しており、人工飼料への餌付けは多少難しい。
通常20cm程度だが、まれに40cm程度の個体も発見されるそうだ。
特徴的な黒いスポット模様はストレスを与えたり、調子を落とすと薄くなる。
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**Photo [#t355de7f]
#ref(486.jpg,zoom,,セブンスポット・アーチャーフィッシュ)
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&attachref(486.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){[[吉田観賞魚販売:http://yoshidaff.blog35.fc2.com/]] 水鉄砲を飛ばして虫を落とし、食べます。&br;距離と獲物の大きさを計算して、ジャストの銃を撃つ!&br;意外と賢いお魚なんです。};
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**データ [#oe10cdef]
|LEFT:120|LEFT:90|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Toxotes chatareus (Hamilton, 1822)|
|>|英名|Seven-spot archerfish、Largescale archerfish|
|>|分類|スズキ(Perciformes)目、テッポウウオ(Toxotidae)科、テッポウウオ(Toxotes)属|
|>|通称|テッポウ魚、アーチャーフィッシュ|
|>|分布|スリランカ・ニューギニア|
|>|最大体長|30cm|
|>|寿命|6~8|
|>|餌|自然下では昆虫食。水面に浮かぶフレークフードなどが向いているが、人工飼料に餌付きにくい。コオロギなどの活き餌を与えるとよい。赤虫やイトメも食べる。|
|適性な水質|温度|20~30℃(高温に強く最高で36℃の地域でも生息していたとのこと)|
|~|PH|7.0~8.0|
|~|硬度|軟水~中程度の硬水:8~12°d|
|~|塩分の割合|1/3程度の海水|
|>|飼育難易度|難しい&br;比較的餌付きにくいことと、特殊な飼育環境が向いているため、一般的な水槽とは相性が悪い|
|>|繁殖難易度|難しい&br;自然下では雨季に産卵する。&br;水辺近くの浅瀬に卵を産む。メスは生涯で1~2回ほど産卵する。非常に多産で、浮遊性の卵を1度に2~15万個産む。卵は0.4mm程度と極小さい。&br;稚魚も2~3mmのため、インフゾリアなど、極小さい餌を用意する必要がある。|
|オスメスの見分け方|オス|見分けるのが困難|
|~|メス|見分けるのが困難|
|>|水槽内で好む高さ|上層|
|>|混泳での注意点|気性:強い攻撃性あり|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|ピッタリとハマる蓋、テラリウム|
|>|避けたほうがよいもの|酸性に傾けるようなもの|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|-匹|
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**特徴・飼育上の注意 [#y0a3d6bc]
濃いめの汽水が最適で、淡水での飼育は向かない。
流れの遅い場所が向いているため、水流を生み出すような装置は向いていない。
水面は開けたほうが向いていて、テラリウムを作成して植物に虫を載せると、水をかけて捕食する姿が見られるかもしれない。
捕食の際に飛び出すため、飛び出し防止のためにピッタリとハマる蓋を用意する。
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**飼育者の声 [#pabf4a88]
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
#recorder(comment,0)