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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > ダッシロリカリア・フィラメントーサ};

*ダッシロリカリア・フィラメントーサ [#ye8bc7d9]

コロンビアのマグダレナ川に生息しているロリカリアの仲間。
体長は最大で25cmと、大きくなる。黄土色の体に黒い斑紋が入る。模様は胸ビレや背ビレなどにも連続して入る。上から見ると胴の部分に大きなスポットが5つ程度入るようだ。

胴の後半が折れそうなほど細く、尾の上と下のフィラメントが伸びる。フィラメントは上の方が長くなる。

ヨーロッパブリードのものが流通するようになり、価格が落ち着いてきた。
ヨーロッパブリードのものが流通するようになり、価格が落ち着いてきているが、これはヘミロリカリア・ベニ種とされる、
まったく別のロリカリアである。
生態について不明な点も多く、飼育者の加筆が待たれる。

パンタナル便で入荷することがあるが、パンタナルには生息していない。

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**Photo [#wd087cac]

#ref(586.jpg,zoom,,ダッシロリカリア・フィラメントーサ)

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**データ [#x5082649]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Dasyloricaria filamentosa (Steindachner, 1878)|
|>|英名|Whiptail catfish|
|>|分類|ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、ダッシロリカリア(Dasyloricaria)属|
|>|通称|-|
|>|分布|コロンビアのマグダレナ川|
|>|最大体長|25cm|
|>|寿命|-|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]など。自然下では植物性の強い雑食で、主に藻類を食べている。植物性の強いコリタブを与えるとよい。|
|適性な水質|温度|10~19℃|
|~|PH|6.2~7.3|
|~|硬度|非常な軟水:1~5°d|
|>|飼育難易度|難しい&br;高温に弱いため、クーラーが必要。他の熱帯魚と混泳はできない。|
|>|繁殖難易度|難しい&br;1~5月に産卵をする。冬から春に掛けてをシュミレートするために、10℃程度から徐々に水温をあげると良い。&br;土管などに産み付けるケーブスポウナー。オスメスが入れる大きさの土管が最適。産卵は数時間渡り、250個程度の卵を産む。産卵をするとオスが卵を守り、7~11日程度で孵化する。その後2日程度でヨークサックを消費し自由遊泳を開始する。&br;自由遊泳を開始したら隔離する。&br;稚魚の餌はインフゾリアを与える。数日でブラインシュリンプを食べられるようになる。|
|オスメスの見分け方|オス|メスより小型|
|~|メス|押すより大型|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:大人しい&br;大人しいが適温が20℃以下なので、冷水魚との混泳が望ましい。|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|細かな砂状の底床。産卵床や隠れ家になる土管。エアレーション。適度な流れを生み出すポンプ。|
|>|避けたほうがよいもの|-|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|2匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#m04d0206]

生息しているマグダレナ川は一年を通して水温が20度に達することがない。
そのため、水槽でも20度以下を維持する。熱帯魚というよりは冷水魚と言える。どんなに高くても26℃程度。夏場はクーラーが必須。
逆に夏場は10℃以下にならなければ無加温でも飼育が可能。
以上の点から熱帯魚との混泳は避けたほうが無難。

適度な流れがあったほうが良い。

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**飼育者の声 [#haebb628]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

#recorder(comment,0)