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#author("2020-06-17T11:05:40+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > モトロ}; *モトロ [#d942439e] 南米のアマゾン河流域に生息するエイの仲間。 基本的には川底が砂や沼地に生息しているが雨季になると増水した水によって移動し、陸地の池などにも移動する。 円盤状の平べったいエイ独特のフォルム。ヒラヒラと底層を泳ぎ、砂をかき分けて隠れるさまなどはさすが古代魚といった貫禄がある。一方でステルス戦闘機を見るような好奇心を掻き立てられる魚と言える。 魅力的な見た目からファンも多いが、姿形だけでなくその生態も非常に独特で、環境を整えるだけでも一苦労。 長期飼育には多くの労力とテクニックが必要。上級者向けの魚。 ---- **Photo [#ze176462] #ref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,,モトロ) #br #style(class=seitai){{ &attachref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2); &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。 RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。 ---- **データ [#d8998cc4] |LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|学名|Potamotrygon motoro| |>|英名|Motoro Stingray、Laticeps Stingray、Ocellate River Stingray, P01, P03, P044| |>|分類|トビエイ(Myliobatiformes)目、ポタモトリゴン(Potamotrygonidae)科、ポタモトリゴン(Potamotrygon)属| |>|通称|モトロ| |>|分布|南米アマゾン河流域:オリノコ川、ウルグアイ川、パラナ川、パラグアイ川| |>|最大体長|120cm(体盤長:45cm)| |>|寿命|2〜3年| |>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。個体により嗜好性が異なる。メダカや小赤の好きな個体も居れば人工飼料しか食べないものもいる。ショップで購入の際に、確認しよう。大食漢で多くのエサを必要とする。一度に大量に与えると水質が悪化するので数度にわけて与えると良い。ディスカスのように嗜好性の高い動物の肉などを与える例もあるが病原体に侵される可能性があるため避ける。| |適性な水質|温度|24〜26℃| |~|PH|6.0〜7.5| |~|硬度|軟水:1〜12 °d| |>|飼育難易度|非常に難しい| |>|繁殖難易度|難しい。環境を整えるのが困難だが、繁殖は意外に容易で、多くの国産ブリードものが流通している。メスがふっくらとしてきたらオスとペアで飼育する。オスがメスに覆いかぶさるようにして受精する。卵胎生で3カ月ほどするとメスの体から数匹の稚魚が出てくる。稚魚と言っても立派にエイの形をした大きな稚魚で親に与えているエサを細かくして与えれば良い。| |オスメスの見分け方|オス|クラスパーと呼ばれる腹ビレが変化した交接器を持つ| |~|メス|交接器を持たない| |>|水槽内で好む高さ|底層| |>|混泳での注意点|魚食性が強く体で包み込むようにして大きな魚でも食べてしまう。また尾の付け根に毒があるため混泳はできない。ペアであってもちょっかいを出すので相当大きな水槽で飼育する以外は繁殖期以外避けたほうがいい。| |>|気をつけたい病気|−| |>|推奨されるアクセサリなど|角のない細かい砂状の底床、エアレーション| |>|避けたほうがよいもの|少しでも底面積を確保するために流木や岩組などのレイアウトは避けたほうが良い| |>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|−匹| ---- **特徴・飼育上の注意 [#yc62dce2] 非常に水質の変化に敏感で、大型の水槽でもバケツ一杯の水換えで死んでしまうことがある。購入時の水合わせは数時間かけて同じPHになるまで続ける必要がある。普段の水換えも購入時のようにエアチューブを使って時間をかけて水を加えよう。 一度水質に慣れてしまえば適応範囲は広い。 残有酸素量の多い水を好むため、エアレーションなどを行う。 エサについてかなり嗜好性が高く、好みのエサしか食べないという例が多い。ショップで購入する際にどんなエサを食べているか調べて同じエサを与えるのが安全だ。 一度調子を崩すと体調を取り戻すのは困難で、ショップでのコンディションはしっかりと見極めよう。1ヶ月程度飼育されて、餌もしっかり食べる、ふっくらとした個体を選びたい。初めての購入の際はわかりにくいと思うが、特徴である円盤の回りに白くなった部分がある個体は避けたほうがいい。 水槽サイズは最低でも底が120cm×60cmは欲しい。繁殖を狙うなら150cm×90cmほどの大型の水槽が必要になる。それでも繁殖期だけの一時的なもので、ペアで同じ水槽で飼うなら更に大型のものが必要になる。 ---- **飼育者の声 [#c8c404f6] ■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #recorder(comment,0)
#author("2020-06-17T11:05:40+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > モトロ}; *モトロ [#d942439e] 南米のアマゾン河流域に生息するエイの仲間。 基本的には川底が砂や沼地に生息しているが雨季になると増水した水によって移動し、陸地の池などにも移動する。 円盤状の平べったいエイ独特のフォルム。ヒラヒラと底層を泳ぎ、砂をかき分けて隠れるさまなどはさすが古代魚といった貫禄がある。一方でステルス戦闘機を見るような好奇心を掻き立てられる魚と言える。 魅力的な見た目からファンも多いが、姿形だけでなくその生態も非常に独特で、環境を整えるだけでも一苦労。 長期飼育には多くの労力とテクニックが必要。上級者向けの魚。 ---- **Photo [#ze176462] #ref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,,モトロ) #br #style(class=seitai){{ &attachref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2)
; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){}; #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。 RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。 ---- **データ [#d8998cc4] |LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|学名|Potamotrygon motoro| |>|英名|Motoro Stingray、Laticeps Stingray、Ocellate River Stingray, P01, P03, P044| |>|分類|トビエイ(Myliobatiformes)目、ポタモトリゴン(Potamotrygonidae)科、ポタモトリゴン(Potamotrygon)属| |>|通称|モトロ| |>|分布|南米アマゾン河流域:オリノコ川、ウルグアイ川、パラナ川、パラグアイ川| |>|最大体長|120cm(体盤長:45cm)| |>|寿命|2〜3年| |>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。個体により嗜好性が異なる。メダカや小赤の好きな個体も居れば人工飼料しか食べないものもいる。ショップで購入の際に、確認しよう。大食漢で多くのエサを必要とする。一度に大量に与えると水質が悪化するので数度にわけて与えると良い。ディスカスのように嗜好性の高い動物の肉などを与える例もあるが病原体に侵される可能性があるため避ける。| |適性な水質|温度|24〜26℃| |~|PH|6.0〜7.5| |~|硬度|軟水:1〜12 °d| |>|飼育難易度|非常に難しい| |>|繁殖難易度|難しい。環境を整えるのが困難だが、繁殖は意外に容易で、多くの国産ブリードものが流通している。メスがふっくらとしてきたらオスとペアで飼育する。オスがメスに覆いかぶさるようにして受精する。卵胎生で3カ月ほどするとメスの体から数匹の稚魚が出てくる。稚魚と言っても立派にエイの形をした大きな稚魚で親に与えているエサを細かくして与えれば良い。| |オスメスの見分け方|オス|クラスパーと呼ばれる腹ビレが変化した交接器を持つ| |~|メス|交接器を持たない| |>|水槽内で好む高さ|底層| |>|混泳での注意点|魚食性が強く体で包み込むようにして大きな魚でも食べてしまう。また尾の付け根に毒があるため混泳はできない。ペアであってもちょっかいを出すので相当大きな水槽で飼育する以外は繁殖期以外避けたほうがいい。| |>|気をつけたい病気|−| |>|推奨されるアクセサリなど|角のない細かい砂状の底床、エアレーション| |>|避けたほうがよいもの|少しでも底面積を確保するために流木や岩組などのレイアウトは避けたほうが良い| |>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|−匹| ---- **特徴・飼育上の注意 [#yc62dce2] 非常に水質の変化に敏感で、大型の水槽でもバケツ一杯の水換えで死んでしまうことがある。購入時の水合わせは数時間かけて同じPHになるまで続ける必要がある。普段の水換えも購入時のようにエアチューブを使って時間をかけて水を加えよう。 一度水質に慣れてしまえば適応範囲は広い。 残有酸素量の多い水を好むため、エアレーションなどを行う。 エサについてかなり嗜好性が高く、好みのエサしか食べないという例が多い。ショップで購入する際にどんなエサを食べているか調べて同じエサを与えるのが安全だ。 一度調子を崩すと体調を取り戻すのは困難で、ショップでのコンディションはしっかりと見極めよう。1ヶ月程度飼育されて、餌もしっかり食べる、ふっくらとした個体を選びたい。初めての購入の際はわかりにくいと思うが、特徴である円盤の回りに白くなった部分がある個体は避けたほうがいい。 水槽サイズは最低でも底が120cm×60cmは欲しい。繁殖を狙うなら150cm×90cmほどの大型の水槽が必要になる。それでも繁殖期だけの一時的なもので、ペアで同じ水槽で飼うなら更に大型のものが必要になる。 ---- **飼育者の声 [#c8c404f6] ■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #recorder(comment,0)
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