底床
水槽の底に使うことで、水草の培養土や、ろ過バクテリアの繁殖床になる。見た目に特化した化粧砂もある。
ソイル、石、石・砂利と多くの種類があるが水質へ与える影響は大きく、上手く組み合わせることで水質へコントロールすることもできる。後のメンテナンスにも大きな影響を与えるため知識と経験が必要になる。
水草や、生体との相性があるため慎重に選びたい。
ソイル
土を高温で焼き固めることで水槽内で溶けること無く形を維持するよう成型されている。水草にはやはり土が相性がよく、今まで難しいとされていた水草もソイルなら維持することができる。
そのほとんどが水草用で、水質を弱酸性の軟水に固定する物が多い。そのため水質調整剤との相性が悪いので添加の際には注意が必要だ。
粒が崩れると通水性が悪くなり嫌気槽が生まれ水質悪化の原因になる。半年から1年ほどで入れ替えるのを推奨しているものが多い。
石・砂利
古くから親しまれる砂利。ソイルと違い掃除をすれば半永久的に使用できる。アルカリ性を好む生体には大磯砂やサンゴ砂が最適。また一部の鉱物には硬度を上げる働きもあり、水質調整として濾過槽に入れることもある。
目に楽しいカラフルなガラス砂や色素で染められたもの、GELなど人工的なものも最近ではある。化粧砂とも呼ばれる。