#author("2023-07-19T12:40:53+09:00","","")
&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > ペンシルフィッシュ};
*ペンシルフィッシュ [#j6d7ecfb]
アマゾン川中流域からペルーにかけて生息するペンシルフィッシュを代表する種。
斜めに漂うように泳ぐ姿は正しく何かを書いている時の鉛筆のようだ。鮮やかさはないが混泳可能で激しく泳ぎ回るようなことはないので水草水槽との相性は抜群だ。
カラシンなどのカラフルな種と混泳させると細長い体型が良いコントラストになる。
同属に[[スリーライン・ペンシル]]などがいるが多少性質が異なり、泳ぎ方や群れの作り方、産卵方法と細かく違いがある。そのため別のカテゴリに分類されることもある。
ペンシルフィッシュの仲間はコケを食べると導入されることがあるが、個体差が大きく、エサを絞るとそのまま弱って死んでしまうことがあるので注意が必要だ。
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**Photo [#gf56a34b]
#ref(ネオン・テトラ/samplefile.jpg,zoom,,ペンシルフィッシュ)
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**データ [#n6e43c6b]
|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Nannostomus eques(Steindachner, 1876)|
|>|英名|Three-Striped Pencilfish、Brown Pencilfish|
|>|分類|カラシン目( Characidae)、レビアシナ(Lebiasinidae)科、ナノストムス(Nannostomus)属|
|>|通称|ペンシルフィッシュ、エクエスペンシル|
|>|分布|アマゾン川中流域からペルーにかけて|
|>|最大体長|5cm|
|>|寿命|2〜3年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげましょう。ペンシルフィッシュの仲間はコケを食べると導入されることがあるが、個体差が大きく、エサを絞るとそのまま弱って死んでしまうことがあるので注意が必要だ。|
|適性な水質|温度|25〜28℃|
|~|PH|5.5〜7.0|
|~|硬度|非常な軟水〜軟水:1〜10 °d|
|>|飼育難易度|やさしい|
|>|繁殖難易度|普通。[[アマゾンソード]]などの幅の広い葉の裏に産卵する。30〜40程度の稚魚が生まれる。産卵から5日ほどで回遊するようになるが口がとても小さいため[[インフゾリア]]が必要。|
|オスメスの見分け方|オス|尻ビレに赤いスポットが表れる|
|~|メス|オスのような赤は出ない|
|>|水槽内で好む高さ|上層〜中層|
|>|混泳での注意点|大人しい種なので混泳には困らないだろう。むしろ同種を複数で飼育しないと臆病なので調子を崩してしまう|
|>|気をつけたい病気|−|
|>|推奨されるアクセサリなど|隠れ家を作るための水草など|
|>|避けたほうがよいもの|−|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|22匹|
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**特徴・飼育上の注意 [#p1c73b8d]
基本的には弱酸性の軟水が合う。特別丈夫とも言えずこなれた水槽で飼育していてもふとした原因で死んでしまうことがある。
他のペンシルフィッシュと違い大人しいタイプで混泳相手には困らない。複数匹で群れを作るようにすると調子よく保てる。
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**飼育者の声 [#uf363cd2]
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
#style(class=comment){{
温和な小型カラシン数種類(ラミーノーズテトラ10匹・プリステラ5匹)とペンシルフィッシュ6匹の60cm混泳水槽で飼育しています。エサはフレーク状のものは食べにくいのかあまり食べません。小さい顆粒のもの、冷凍赤虫を好んで食べます。
ペンシルは、おとなしくゆったりとしているので、ラミーノーズテトラのような動きの速い魚と一緒にしていても大丈夫かと思いましたが問題はないようです。
シャープな見た目から神経質そうに見えたのですが、実際はそうでもなさそうです。
「特別丈夫ともいえず」とありましたが、丈夫ですよ。
地味な体色ですが、頭を上にして斜めにゆっくりと漂うにして泳ぐ姿は見ていて飽きません。(''名無しさん'' &new{2015-10-04 (日) 22:11:14};)
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RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[25]);
}}
#style(class=comment){{
大人しい小型カラシン科やラスボラの仲間となら混泳できると思います。性質は極めて臆病。人にもなかなか慣れません。餌の時も他の魚が食べ終わったころにやっと物陰から水面に現れる感じで、餌の選り好みはないのですが反応が遅いです。
最初は三匹から始めましたが隠れてばかりなのでもう三匹増やし六匹にしましたが、数を増やしても相変わらず臆病です。
あと、蓋が必要です。びっくりすると飛び出します。
六匹のうち二匹は飛び出し事故で気の毒なことをしてしまいました。(''名無しさん'' &new{2015-11-12 (木) 12:43:51};)
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RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[8]);
}}
#style(class=comment){{
''臆病すぎ''
アクセントになる魚ですが・・・。
臆病すぎ、警戒心強すぎ なのが嫌です。
当然、人にはなれません。(''名無しさん'' &new{2015-12-07 (月) 22:48:05};)
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RIGHT:このレビューが参考になった…&votex(投票[5]);
}}
#recorder(comment,0)