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*ランプロローグス・オルナティピンニス [#xcc8e83a]

アフリカ・タンガニーカ湖原産の小型シクリッド。
タンガニーカ湖は推定2000万年前から存在し、世界で2番目に古くから存在する古代湖として知られる。古くから閉鎖された環境のため、独自の進化を遂げた種が多く存在する。

数あるアフリカン・シクリッドの中でも特に地味な体色。
各ヒレが白と褐色の縞模様になる以外は、これといった色彩が出ない。まさしく砂場を模した迷彩。

成熟するとオスは全体的に茶色になる。また、背ビレと尾ビレの上側にイエローの縁が現れます。メスは白いままのことが多い。

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**Photo [#p84ddc93]

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**データ [#h84a4d87]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Lamprologus ornatipinnis (Poll, 1949)|
|>|英名|-|
|>|分類|スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ランプロローグス(Lamprologus)属|
|>|通称|-|
|>|分布|アフリカ・タンガニーカ湖|
|>|最大体長|8cm|
|>|寿命|-|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]など。何でも食べる。|
|適性な水質|温度|24~27℃|
|~|PH|7.8~9.0|
|~|硬度|軟水~非常な硬水:6~25°d|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|やさしい&br;繁殖はシクリッドの中でもかなり容易なタイプ。&br;シェルブリーダーで住み家にしている巻き貝に卵を産み付ける。メスから誘うタイプで、巻き貝を砂に埋めて入り口を小さくし、顔を出してオスを誘う。成功すればオスが近づきメスが産んだ卵に受精する。&br;卵と稚魚の世話はメスが行い、巻き貝の入り口を塞き止めたり、巻き貝の上に乗って近寄るものを攻撃する。この時のメスは攻撃的になるので、ある程度のスペースが必要。&br;孵化までの時間は不明だが、恐らく2週間程度で稚魚が自由遊泳を始めと思われる。&br;稚魚は危険を感じると群れになって巻き貝の中に隠れる。[[ネオランプロローグス・ブリチャージ]]に見られるような、同種間で共同で稚魚を育てるタイプで、同種のみの水槽であれば成魚に捕食されることはない。餌はブラインシュリンプで問題ない。|
|オスメスの見分け方|オス|成熟するとオスは全体的に茶色になる。|
|~|メス|メスは白いまま|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:大人しいbr;多くの魚と混泳することができます。同種のオスを複数飼育する場合は広めのスペースが必用。|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|巻き貝(ネオタウマやエスカルゴ)の殻、椰子の実シェルター、サンゴ砂などアルカリ性に傾けるもの、岩組など高度を上げるもの|
|>|避けたほうがよいもの|-|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|13匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#h275bb6a]

タンガニーカ湖の魚なので弱アルカリ性で硬度の高い水を好む。
巻き貝を住み家にするため、巻き貝状のものか、椰子の実のシェルター等を用意する。巻き貝はギリギリ入れる程度の大きさのものを好む。

シクリッドの中では大人しい種なので、多くの魚と混泳できる。

繁殖して増やしたい場合は同種のみでの飼育推奨。ハーレムを作るタイプなのでオス1、メス3程度のグループが良い。

オスを複数入れる場合は喧嘩をするため広めのスペースが必要。



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**飼育者の声 [#xb0474f6]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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