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スリーストライプ・グラミー  

メコン川流域に広く生息するグラミー。
湿地帯や沼地、水田など水の流れの少ない水深の浅い水域に生息する。

ピグミー・グラミーの近縁で飼育方法は準じる。

スリーストライプと名前にあるがくっきりと3本のストライプが綺麗に出ないこともある。良い個体を選び上手く飼育すれば二本の黒いラインと白い体色からストライプと名前のついた由来が理解できる。
採取される地域によって色合いや体型が異なることがある。青っぽいもの、茶色っぽいものなどが確認されている。


Photo  

スリーストライプ・グラミー
 
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データ  

学名Trichopsis schalleri (Ladiges, 1962)
英名Threestripe gourami
分類スズキ(Perciformes)目、オスフロネムス(Osphronemidae)科、トリコプシス(Trichopsis)属
通称スリーストライプ・グラミー、スリーストライプ・クローキング・グラミー
分布メコン川流域
最大体長5cm
寿命3〜5年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげよう
適性な水質温度22〜28℃
PH6.0〜7.0
硬度軟水:8-12 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度普通
オスメスの見分け方オスヒレが鮮やかに色づき、テリトリーを主張するときに「カラカラッ」とも「クククッ」とも取れる音を出す
メスオスに比べると薄い体色をしている
水槽内で好む高さ上層〜中層
混泳での注意点繁殖期にオス同士で音を出しあうことはあるが基本的に大人しく臆病なのである程度まとまった数で飼育することが好ましい。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど繁殖を望むなら水面まで伸びる水草や浮き草
避けたほうがよいもの泳ぎが得意ではないので強い水流を発生させるポンプなど
60cm水槽での適正な飼育数*133匹

特徴・飼育上の注意  

ピグミー・グラミーの近縁ということで飼育方法は準じる。現地では水草の生い茂る止水域で生息しているので環境を模してあげると綺麗に色が出る。特徴的な腹びれをしているのであまり泳ぎが得意ではない。水流は弱めにしてあげよう。
繁殖はそれほど難しくないが、いくつかポイントがある。まずバブルネストビルダー?なので安心して卵が埋めそうな場所を作る必要がある。水面まで達する水草や、浮き草があるといいだろう。
良い泡巣?が出来るとオスがメスを包み込むようにして受精させる。その後はオスが卵を見はり近づくものは攻撃を仕掛け、甲斐甲斐しく世話をする。孵化まで2〜3日ほど。
稚魚は小さく2〜3日はヨークサックで成長するが、泳げるようになってもまだブラインシュリンプなどは食べられずインフゾリア?を与える必要がある。
さらに一週間ほどすればブラインシュリンプや細かく砕いた人工飼料を食べてくれるようになる。一ヶ月ほどで親にそっくりの姿に成長するので、ここまで来れば一安心で親水槽へ戻す準備をしよう。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています