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写真提供：吉田観賞魚販売 オスとメスに分かれています。
こいつらの仲間では珍しい！[編集]

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[[吉田観賞魚販売:http://yoshidaff.blog35.fc2.com/]] オスとメスに分かれています。&br;こいつらの仲間では珍しい！
タイムスタンプを変更しない #author("2024-04-08T21:39:55+09:00;2023-04-06T06:15:00+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] ＞ [[生体図鑑]] ＞ [[エビ・貝・カニ図鑑]] ＞ ヒメタニシ}; *ヒメタニシ [#ob252aef] 日本、中国、タイなど、東南アジアに生息する淡水性の巻き貝。3.5cm程度になる。 田んぼや用水路、水質の悪い湖に生息している。 アクアリウムでタニシとして流通するのは主に本種を指す。ちなみにタニシというのはタニシ科に属する貝類の総称で特定の種を指定した呼び名ではない。 日本ではマルタニシ、オオタニシ、[[ヒメタニシ]]、ナガタニシが自生している。 食性に特徴があり、岩やガラス面などの苔を削り取ったり、沈殿物を食べたりといった一般的な方法に加え、水中のバクテリアを濾し取って食べることができる。 水質の悪化に伴う富栄養化した環境で数を増やすことが知られている。食欲旺盛で植物性バクテリアを濾し取って食べるため緑色になった水を浄化するのに役立つ。 そのため、青水になりやすい野外の池や睡蓮鉢とうに導入すると水質の維持に役立つ。 低温には弱く、20℃以下になると活動が鈍り、土の中に潜って動かなくなる。また酸素が不足すると水面に上がってくることから、夏に水温が上がることで起こる酸素不足の目安になる。 ---- **Photo [#g5876de0] #ref(510.jpg,zoom,,ヒメタニシ) #br #style(class=seitai){{ &attachref(510.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供：&areaedit(preview:2)[[吉田観賞魚販売:http://yoshidaff.blog35.fc2.com/]] オスとメスに分かれています。&br;こいつらの仲間では珍しい！; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供：&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供：&areaedit(preview:2){}; #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。 RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。 ---- **データ [#gc75a9a0] |LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|学名|Sinotaia quadrata(Gould, 1859)| |>|英名|－| |>|分類|原始紐舌（Architaenioglossa）目、タニシ（Viviparidae）科、ヒメタニシ（Sinotaia）科| |>|通称|田螺| |>|分布|日本、中国、タイなど、東南アジア| |>|最大体長|3.5cm| |>|寿命|3～4年| |>|餌|スカベンジャーとして導入する場合は特に餌は必要ない。自然に生える苔や魚の食べ残しや糞などを食べる。餌を与える場合は昆布やちくわなどを入れると良い。アナカリスなどの水草をあえて入れると良い餌になる。| |適性な水質|温度|20～26℃| |~|PH|－| |~|硬度|－| |>|飼育難易度|やさしい| |>|繁殖難易度|やさしい&br;オスとメスを入れておけば体内受精を行い、自然に増える。子供は5mm程度と小さいが、親と同じ形をしている。| |オスメスの見分け方|オス|触覚が曲がっている| |~|メス|－| |>|水槽内で好む高さ|－| |>|混泳での注意点|気性：大人しい&br;他の生体を襲うことはない| |>|気をつけたい病気|－| |>|推奨されるアクセサリなど|－| |>|避けたほうがよいもの|酸性に強く傾く環境| |>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長（cm）×3（冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1）の式に当てはめて計算しています))|－匹| ---- **特徴・飼育上の注意 [#y1c46f71] 水質の適応範囲は広いが、急な水質の変化には弱いため、魚と同じように水合わせを行うこと。 やわらかな水草は食害するため付加。アヌビアス系など葉の固い水草は可能。 割りと大食漢のため、餌の少ない環境だと餓死することがある。 ---- **飼育者の声 [#a815fe44] ■「どんな環境（水槽）で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #style(class=comment){{ ミナミヌマエビのいる水槽に投入したところ、ヒメタニシが殻から出てくるたびにエビがワラワラと集まってつつきまわし、タニシが殻に引っ込む、また出てくる、エビがつつく、殻に引っ込む・・・の繰り返しで、最終的には殻から出てこなくなり、ヒメタニシが死んでしまいました。 「混泳ＯＫ」という話をあちこちで聞くので、我が家のようなパターンは多くないのかもしれませんが。（''名無しさん'' &new{2018-09-20 (木) 15:41:23};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][47]); }} #style(class=comment){{ 金魚のビオトープに導入した際 最初はつついていましたが途中で興味を無くしたので 餌を十分に与えているならば金魚と混泳できると思います (稚貝は捕食の可能性あり) 餌はニンジンの皮などを食べます（''名無しさん'' &new{2022-04-18 (月) 10:04:24};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][4]); }} #style(class=comment){{ 45センチ水槽に２匹入れ、増殖を繰り返し、おそらく３０匹ほどに増えました。栄養状態がいいのでしょう。 飼育環境は、室内常温、カミハタの底砂による全面底面濾過、爬虫類飼育用紫外線蛍光灯、レイアウトの仕切り用にカキ殻数枚、電磁弁による二酸化炭素を６〜７秒に１滴。 タンクメイトは、メダカ１０匹、アカヒレ２匹、ヤマトヌマエビ１０匹、石巻貝１匹、シマドジョウの小さい種１匹。 エサは、ヒメタニシにプレコ用の餌を１回半円分で１日２回、メダカとアカヒレにはキョーリンのメダカ飼料を１日２回５分間分、ヤマトヌマエビにはヌマエビの主食を１０粒、シマドジョウにはキョーリンのランチュウの餌を５粒あげてます。 水草は、バリスネリア、ミニマッシュルーム、ウィローモス。 水草には、オクトジャパンのカリ添加剤。 カルキ抜きには、テトラのメダカ用。 水換えと底砂掃除の頻度は月２回３分の１で、その間観葉植物の水やり用に、水槽の水を拝借しては入れ替えており、水換えの頻度はおそらく多い。週２〜３回、１回３〜６リットル程度。 45センチ水槽にヒメタニシが１匹なら餌はいりませんが、３〜４匹いれば、すぐに飢餓状態になるほど大食漢です。（''きょだいなびせいぶつ'' &new{2022-11-08 (火) 06:32:32};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][1]); }} #style(class=comment){{ ネットでは、ミナミヌマエビとの混泳を相性良しとされている記事がありますが、実際にはウチのビオトープで、ミナミヌマエビが生きているタニシの殻を削り、ボロボロの死に体になりました。 YouTubeのアクアリストなども、同様の状況を投稿されており、タニシとヌマエビは混泳おすすめするのは、どうかなと思ってます。（''名無しさん'' &new{2023-04-06 (木) 06:01:13};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][0]); }} #style(class=comment){{ ネットでは、ミナミヌマエビとの混泳を相性良しとされている記事がありますが、実際にはウチのビオトープで、ミナミヌマエビが生きているタニシの殻を削り、ボロボロの死に体になりました。 YouTubeのアクアリストなども、同様の状況を投稿されており、タニシとヌマエビは混泳おすすめするのは、どうかなと思ってます。（''名無しさん'' &new{2023-04-06 (木) 06:14:59};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][0]); }} #recorder(comment,0) #author("2024-04-08T21:39:55+09:00;2023-04-06T06:15:00+09:00","","") &font(87%){現在位置 : [[トップページ]] ＞ [[生体図鑑]] ＞ [[エビ・貝・カニ図鑑]] ＞ ヒメタニシ}; *ヒメタニシ [#ob252aef] 日本、中国、タイなど、東南アジアに生息する淡水性の巻き貝。3.5cm程度になる。 田んぼや用水路、水質の悪い湖に生息している。 アクアリウムでタニシとして流通するのは主に本種を指す。ちなみにタニシというのはタニシ科に属する貝類の総称で特定の種を指定した呼び名ではない。 日本ではマルタニシ、オオタニシ、[[ヒメタニシ]]、ナガタニシが自生している。 食性に特徴があり、岩やガラス面などの苔を削り取ったり、沈殿物を食べたりといった一般的な方法に加え、水中のバクテリアを濾し取って食べることができる。 水質の悪化に伴う富栄養化した環境で数を増やすことが知られている。食欲旺盛で植物性バクテリアを濾し取って食べるため緑色になった水を浄化するのに役立つ。 そのため、青水になりやすい野外の池や睡蓮鉢とうに導入すると水質の維持に役立つ。 低温には弱く、20℃以下になると活動が鈍り、土の中に潜って動かなくなる。また酸素が不足すると水面に上がってくることから、夏に水温が上がることで起こる酸素不足の目安になる。 ---- **Photo [#g5876de0] #ref(510.jpg,zoom,,ヒメタニシ) #br #style(class=seitai){{ &attachref(510.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供：&areaedit(preview:2) ; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供：&areaedit(preview:2){}; &attachref(,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供：&areaedit(preview:2){}; #floatclear }} RIGHT:[[写真の編集方法]]。または[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]にUPしてください。 RIGHT:※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。 ---- **データ [#gc75a9a0] |LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c |>|学名|Sinotaia quadrata(Gould, 1859)| |>|英名|－| |>|分類|原始紐舌（Architaenioglossa）目、タニシ（Viviparidae）科、ヒメタニシ（Sinotaia）科| |>|通称|田螺| |>|分布|日本、中国、タイなど、東南アジア| |>|最大体長|3.5cm| |>|寿命|3～4年| |>|餌|スカベンジャーとして導入する場合は特に餌は必要ない。自然に生える苔や魚の食べ残しや糞などを食べる。餌を与える場合は昆布やちくわなどを入れると良い。アナカリスなどの水草をあえて入れると良い餌になる。| |適性な水質|温度|20～26℃| |~|PH|－| |~|硬度|－| |>|飼育難易度|やさしい| |>|繁殖難易度|やさしい&br;オスとメスを入れておけば体内受精を行い、自然に増える。子供は5mm程度と小さいが、親と同じ形をしている。| |オスメスの見分け方|オス|触覚が曲がっている| |~|メス|－| |>|水槽内で好む高さ|－| |>|混泳での注意点|気性：大人しい&br;他の生体を襲うことはない| |>|気をつけたい病気|－| |>|推奨されるアクセサリなど|－| |>|避けたほうがよいもの|酸性に強く傾く環境| |>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長（cm）×3（冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1）の式に当てはめて計算しています))|－匹| ---- **特徴・飼育上の注意 [#y1c46f71] 水質の適応範囲は広いが、急な水質の変化には弱いため、魚と同じように水合わせを行うこと。 やわらかな水草は食害するため付加。アヌビアス系など葉の固い水草は可能。 割りと大食漢のため、餌の少ない環境だと餓死することがある。 ---- **飼育者の声 [#a815fe44] ■「どんな環境（水槽）で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。 #style(class=comment){{ ミナミヌマエビのいる水槽に投入したところ、ヒメタニシが殻から出てくるたびにエビがワラワラと集まってつつきまわし、タニシが殻に引っ込む、また出てくる、エビがつつく、殻に引っ込む・・・の繰り返しで、最終的には殻から出てこなくなり、ヒメタニシが死んでしまいました。 「混泳ＯＫ」という話をあちこちで聞くので、我が家のようなパターンは多くないのかもしれませんが。（''名無しさん'' &new{2018-09-20 (木) 15:41:23};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][47]); }} #style(class=comment){{ 金魚のビオトープに導入した際 最初はつついていましたが途中で興味を無くしたので 餌を十分に与えているならば金魚と混泳できると思います (稚貝は捕食の可能性あり) 餌はニンジンの皮などを食べます（''名無しさん'' &new{2022-04-18 (月) 10:04:24};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][4]); }} #style(class=comment){{ 45センチ水槽に２匹入れ、増殖を繰り返し、おそらく３０匹ほどに増えました。栄養状態がいいのでしょう。 飼育環境は、室内常温、カミハタの底砂による全面底面濾過、爬虫類飼育用紫外線蛍光灯、レイアウトの仕切り用にカキ殻数枚、電磁弁による二酸化炭素を６〜７秒に１滴。 タンクメイトは、メダカ１０匹、アカヒレ２匹、ヤマトヌマエビ１０匹、石巻貝１匹、シマドジョウの小さい種１匹。 エサは、ヒメタニシにプレコ用の餌を１回半円分で１日２回、メダカとアカヒレにはキョーリンのメダカ飼料を１日２回５分間分、ヤマトヌマエビにはヌマエビの主食を１０粒、シマドジョウにはキョーリンのランチュウの餌を５粒あげてます。 水草は、バリスネリア、ミニマッシュルーム、ウィローモス。 水草には、オクトジャパンのカリ添加剤。 カルキ抜きには、テトラのメダカ用。 水換えと底砂掃除の頻度は月２回３分の１で、その間観葉植物の水やり用に、水槽の水を拝借しては入れ替えており、水換えの頻度はおそらく多い。週２〜３回、１回３〜６リットル程度。 45センチ水槽にヒメタニシが１匹なら餌はいりませんが、３〜４匹いれば、すぐに飢餓状態になるほど大食漢です。（''きょだいなびせいぶつ'' &new{2022-11-08 (火) 06:32:32};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][1]); }} #style(class=comment){{ ネットでは、ミナミヌマエビとの混泳を相性良しとされている記事がありますが、実際にはウチのビオトープで、ミナミヌマエビが生きているタニシの殻を削り、ボロボロの死に体になりました。 YouTubeのアクアリストなども、同様の状況を投稿されており、タニシとヌマエビは混泳おすすめするのは、どうかなと思ってます。（''名無しさん'' &new{2023-04-06 (木) 06:01:13};） ---- RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][0]); 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