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#author("2020-06-17T04:15:31+09:00","","")
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*ポリプテルス・トゥジェルシー [#yeb6a5cf]

カメルーン・クロス川産の中型ポリプテルス。

ブュティコフェリーに似た、茶色と黒のモザイク状の模様を持つ。本種のほうが黒が強いので見分けが付く。
幼魚のうちはイエローっぽい体色をしており、尻ビレ付近もレッドが出ることがあるが、成長するに連れて茶褐色と黒の重厚感のある体色に変化していく。

大型になるとの情報があるが、水槽内では大きくなっても40cm止まりのことが多い。他のポリプに比べ細長く、遊泳力があり、泳ぎまわるタイプのため広めの遊泳スペースを用意しよう。

デボン紀という恐竜の生息した時代から形を変えず生き残った古代魚であるポリプテルス。野性味あふれる彼らを水槽に入れた瞬間からまるで古代にタイムスリップしたような悠久の歴史を感じる水槽になる。

細長いヘビのような体型に小離鰭と呼ばれる菱形の背びれを10枚前後持っている。ガノイン鱗と呼ばれる象牙質とエナメル質に覆われた鱗を持つ。
ポリプテルスは2つの鰾(うきぶくろ)で呼吸をしており、水上に出しても暫くの間は呼吸が可能。

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**Photo [#p84ddc93]

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**データ [#c5e785e7]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Polypterus teugelsi (Britz, 2004)|
|>|英名|Cross River bichir|
|>|分類|ポリプテルス(Polypteriformes)目、ポリプテルス(Polypteridae)科、ポリプテルス(Polypterus)属|
|>|通称|ポリプテルス・トゥゲルシー、ポリプテルス・テウゲルシ|
|>|分布|カメルーン・クロス川|
|>|最大体長|40cm(野生種は50cm)|
|>|寿命|10~25年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。肉食性が強い。エビ、白身魚、赤虫、イトミミズ、ペレットフード、人工飼料に餌付きにくいので生き餌が向いている。|
|適性な水質|温度|25~27℃|
|~|PH|6.5~7.5|
|~|硬度|非常な軟水:1~5°d|
|>|飼育難易度|難しい|
|>|繁殖難易度|繁殖は可能とのことだが例がなく詳細不明。飼育者の加筆を求む。|
|オスメスの見分け方|オス|オスは尻ビレの幅が広く、厚みがある。|
|~|メス|-|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:大人しい&br;他種には関心を示さないため、攻撃をしてくることがない大型魚との混泳に向いている。雑食のため口にはいるサイズの魚やエビは食べられてしまう。以上の理由から、アロワナ等が混泳に向いており、攻撃的なプレコや口に入るサイズのコリドラスは向かない。|
|>|気をつけたい病気|-|
|>|推奨されるアクセサリなど|飛び出すことが多々あるので水槽の蓋は必須。細かい砂状の底床。岩組や流木などのレイアウト。|
|>|避けたほうがよいもの|角のある底床|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|1匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#ifd372cd]

弱アルカリよりの中性で、極端な軟水を好むため、硬度を上げるようなものは避けたほうが良い。

大型になるとの情報があるが、水槽内では大きくなっても40cm止まりのことが多い。他のポリプに比べ細長く、遊泳力があり泳ぎまわるタイプのため広めの遊泳スペースを用意しよう。

最長で25年生きたとの例もあり、長期飼育が可能かどうかを考慮して飼育するようにしたい。

ベアタンクでも飼育可能だが、理想は角のない砂状の底床で、隠れ家に岩や流木のレイアウト、土管などの産卵床などを用意すると状態良く飼育できる。

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**飼育者の声 [#a6befced]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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