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ドワーフ・ボーシャ  

タイ・チャオプラヤ川、メコン川原産のローチ。

粘性の強い水滴が別れるような、水玉模様が全身に入るユニークな模様を持つ。
全体は黒に近い暗褐色で、水玉部分はイエローがかった白になる。
尾ビレにも水滴模様上下それぞれ2~3個程度入るが、コチラは白地に黒い水滴になる。


Photo  

ドワーフ・ボーシャ
 
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データ  

学名Botia sidthimunki (Klausewitz, 1959)
英名Dwarf Chain Loach、Dwarf Botia、Chain Loach、Dwarf Loach、Ladderback Loach、Pygmy Loach
分類コイ(Cypriniformes)目、ドジョウ(ローチ)(Cobitidae)科、不明(Yasuhikotakia)属
通称チェーン・ボディア、ドワーフ・ボディア
分布タイ・チャオプラヤ川、メコン川
最大体長6cm
寿命8~12年
人工飼料冷凍飼料活餌など。なんでもよく食べる。
適性な水質温度26~28℃
PH6.5~8.0
硬度軟水~硬水:6~20°d
飼育難易度普通
繁殖難易度繁殖は極めて難しく、養殖場では人口ホルモンを利用して人工的に行われている。
オスメスの見分け方オス
メス成熟するとメスのほうが腹回りがふっくらとするため見分けが付く。
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:大人しい
捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。幼魚のうちは低層を泳ぐ魚に対してちょっかいを出すので注意が必要。スネールイーターのため貝類との混泳は不可。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど飛び出すことが多々あるので水槽の蓋は必須。
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*127匹

特徴・飼育上の注意  

基本的には大人しい性格で、大抵の魚と混泳できる。しかし同じドジョウ系の場合は打って変わってちょっかいを出すことがある。
これは同種で顕著で、同種間で互いにくっつき、突きあうような動きをする。

一説によると生息地の川は水流が強いため、抵抗を減らすために群れを作っているため、水槽でも同じような混泳の仕方をするのではないかと、考えられている。
ちなみに、野生化ではクリック音を出して仲間とコミュニケーションを取っている。

その習性は低層を泳ぐ魚に対して共通して行われる。それを攻撃と認識する種はストレスで調子を落とすことがあるので注意が必要。
この悪癖は成長とともに鳴りを潜め、成魚になると落ち着いてくる。

スネールイーターで、貝類との混泳はできない。

残念なことに現生地では様々な要因で減少しており、現在では絶滅したと言われている。そのため流通しているのはブリードもののみ。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

混泳無理
この魚は、スマトラよりもたちが悪いと思いました。コリドラスのヒレを噛むわ、追いかけ回す。スマトラさえも追いかけ回しかなり泳ぐと早いです。揚げ句の果て隔離水槽の壁に張り付いて座ってました。かなり出来る子です。(笑)2度と買いたくありません。しかし、群れだと面白いかもしれません。高い魚だから残念です。もう1つ良いところは、人に慣れます。愛嬌あります。(ゆら 2017-01-16 (月) 23:40:52


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています