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#author("2024-04-08T19:16:04+09:00;2020-06-13T00:18:22+09:00","","")
&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > スファエリクティス・アクロストマ};

*スファエリクティス・アクロストマ [#ycad47ed]

インドネシアのボルネオ島、カリマンタン島に生息するグラミーの仲間。

[[チョコレート・グラミー]]の近縁にあたる。細長い体で、水に漂うように泳ぐ姿が特徴だ。オスは繁殖期には体に黒いラインが入る。
特徴的な腹びれをしているのであまり泳ぎが得意ではない。水流は弱めにしてあげよう。
Sphaerichthys属の中では10cmと最大の大きさになる。
出来ることなら現地の水質である酸性で[[ブラックウォータ]]の環境を作って飼育したい。この環境の魚全般に言えることだが、水自体が菌や寄生虫から守ってくれているので先天的に持つ防御機能が弱い傾向にある。
比較的最近入荷されるようになった魚で流通量も少ないことから貴重な種と言える。飼育・繁殖共にある程度の水質をコントロールする必要があることから中級者以上の人にお勧めしたい。

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**Photo [#pfc7fcc4]

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**データ [#e8a5e258]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Sphaerichthys acrostoma (Vierke, 1979)|
|>|英名|−|
|>|分類|キノボリウオ亜目(アナバス亜目)、オスフロネムス科、Sphaerichthys属|
|>|分類|スズキ(Perciformes)目、オスフロネムス(Osphronemidae)科、スファエリクティス(Sphaerichthys)属|
|>|通称|スファエリクティス・アクロストマ|
|>|分布| インドネシア:ボルネオ島、カリマンタン島|
|>|分布|インドネシア:ボルネオ島、カリマンタン島|
|>|最大体長|7〜10cm|
|>|寿命|3〜4年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげよう|
|適性な水質|温度|24〜28℃|
|~|PH|5.0〜7.5|
|~|硬度|非常な軟水|
|>|飼育難易度|普通|
|>|繁殖難易度|普通。繁殖期を迎えるとオスの体に黒いラインが出る。生息域は非常な軟水でブラックウォーターであることから同じような環境を整えると産卵しやすい。産卵をすると[[マウスブルーダー]]でオスが孵化まで口の中で卵を守る。孵化するまでの間、2〜3週間絶食することから十分に栄養を与えることもトリガーになっている。稚魚は[[ブラインシュリンプ]]食べられるので飼育は容易だ。|
|オスメスの見分け方|オス|繁殖期には体に黒いラインが入る|
|~|メス|オスに比べると薄い体色をしている|
|>|水槽内で好む高さ|中層〜底層|
|>|混泳での注意点|臆病で泳ぎが得意ではないので、動きが活発な魚屋、追い回すこのとある魚との混泳は避けたい。|
|>|混泳での注意点|臆病で泳ぎが得意ではないので、動きが活発な魚や、追い回すこのとある魚との混泳は避けたい。|
|>|気をつけたい病気|−|
|>|推奨されるアクセサリなど|隠れ家となる水草、流木|
|>|避けたほうがよいもの|泳ぎが得意ではないので強い水流を発生させるポンプなど|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|15匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#dbf693df]
特徴的な腹びれをしているのであまり泳ぎが得意ではない。水流は弱めにしてあげよう。
Sphaerichthys属の中では10cmと最大の大きさになる。
出来ることなら現地の水質である酸性で[[ブラックウォータ]]の環境を作って飼育したい。この環境の魚全般に言えることだが、水自体が菌や寄生虫から守ってくれているので先天的に持つ防御機能が弱い傾向にある。
出来ることなら現地の水質である酸性で[[ブラックウォータ]]の環境を作って飼育したい。PHを酸性にするソイルの使用も有効。
この環境の魚全般に言えることだが、水自体が菌や寄生虫から守ってくれているので先天的に持つ防御機能が弱い傾向にある。

繁殖期を迎えるとオスの体に黒いラインが出る。生息域は非常な軟水でブラックウォーターであることから同じような環境を整えると産卵しやすい。産卵をすると[[マウスブルーダー]]でオスが孵化まで口の中で卵を守る。孵化するまでの間、2〜3週間絶食することから十分に栄養を与えることもトリガーになっている。稚魚は[[ブラインシュリンプ]]食べられるので飼育は容易だ。

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**飼育者の声 [#z72b3c70]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

#style(class=comment){{
青ぶる(PH5.2)を底面フィルターで回し、ウォータースプライトや流木で隠れ家をたくさん用意してペア飼育。水質にはそれほどうるさくないのか、ショップから送られてきたときには水道水と思われる水で卵を口に含んでいた(吐き出したのでプラケースに隔離したら即カビた)。

臆病ではあるものの慣れれば結構人懐こく、餌をねだって前面に出てくる。
水槽ではエビは食べられそうだったので、オトシンクルスのみ混泳。
ペアの仲も非常に良い。
(''Chilli'' &new{2020-01-01 (水) 14:41:21};)
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RIGHT:このレビューが参考になった…&votex([投票][38]);
}}
#recorder(comment,0)