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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > コリドラス・パレアトゥス};

*コリドラス・パレアトゥス [#y3943a9f]

[[コリドラス・アエネウス]]と同様に古くから親しまれるポピュラーなコリドラス。
黒く、シミのような模様がいたるところにある。通称はたくさんあって、黒コリ、青コリ、花コリ、など。欧米ではペッパーコリドラスとも呼ばれる。多くの「あだ名」が示す通り飼育が容易で人気が高い。
データでは水温が低めだが、東南アジアでブリードされていく中で高温にも耐えられるようになっている。また水槽での飼育に順応した結果なのか寿命も長く10年生きた例もある。
なんでもよく食べるがイトミミズや赤虫をあげた時の喜ぶさまは見ていて楽しい。なんといっても可愛らしい仕草と、とぼけているような顔に癒される。底床の掃除屋としての一面もあるが、実は大食漢で専用の餌をあげるのが望ましい。

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**Photo [#od145468]

#ref(写真.JPG,zoom,590x590,コリドラス・パレアトゥス)

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|&attachref(写真.JPG,zoom,273x273){画像をここにアップロード};|&attachref(,zoom,273x273){画像をここにアップロード};|
|写真提供:&areaedit(preview:2){わがやの青コリさん 3歳です};|写真提供:&areaedit(preview:2);|

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|写真提供:&areaedit(preview:2);|写真提供:&areaedit(preview:2);|

RIGHT:[[写真の編集方法]]
RIGHT:または、[[画像掲示板>http://aqwiki.net/up/joyful.cgi]]に魚の名前と共にUPしていただければ分類、掲載します

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**データ [#z32ceba7]

|LEFT:130|LEFT:80|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):480|c
|>|学名|Corydoras paleatus(Jenyns,1842)|
|>|英名|Peppered Cory|
|>|分類|ナマズ目、カリクティス科、コリドラス属|
|>|通称|コリドラス・パレアトゥス、コリドラス・パレアートゥス、コリドラス・パレアタス、黒コリ、並コリ、花コリ|
|>|分布|ウルグアイ、ブラジルの海岸流域、Parana川下流域|
|>|最大体長|6cm|
|>|寿命|5〜10年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。沈下性のキャットやコリタブが向いている。[[イトミミズ]]や[[赤虫]]も好物。何でもよく食べる。|
|適性な水質|温度|18〜23℃|
|~|PH|6.0〜8.0|
|~|硬度|軟水|
|>|飼育難易度|やさしい|
|>|繁殖難易度|やさしい。コリドラスの中では最も繁殖の容易な種。ある程度まとまった数のペアがを飼育すれば、水槽表面や水草に付いた卵を見ることが出来るだろう。Tボジションと呼ばれる体制でオスの精子をメスが口で吸い取るという方法をとる。卵が産まれたら他の魚に食べられないように隔離したほうがいいだろう。生まれてすぐのほうが卵が取りやすい。時間が経つとくっついて取りにくくなるので注意。稚魚用の水槽は何でもいいが軽くエアレーションをして無精卵がカビてないか観察しよう。3日ほどで稚魚が生まれ、2日ほどは[[ヨークサック]]で成長する。5日経っても孵化しないようなら無精卵なのでカビないように取り出そう。泳ぎ回るようになったら[[ブラインシュリンプ]]をあげよう。生存率をあげるにはエサを多めに、一日に三回程度に分けてあげると良い。しかしその分、水も汚れやすいので細目な掃除と水換えを心がけよう。一ヶ月もすれば人工飼料も食べるようになり、大人と同じような姿に成長する。|
|オスメスの見分け方|オス|シャープでスリムな体型|
|~|メス|上から見ると腹部がふっくらとしている|
|>|水槽内で好む高さ|底層|
|>|混泳での注意点|大人しいので多くの魚と混泳できる。また臆病でなので隠れ家を多めに作ってあげよう。繁殖を狙うなら卵は隔離する必要がある。|
|>|気をつけたい病気|[[カラムナリス症]]、[[エロモナス症]]|
|>|推奨されるアクセサリなど|[[底床]]を口でさらうようにエサを探すので細かな砂状の[[底床]]が望ましい。臆病なので隠れ家となる[[土管]]がお奨め。ほかにも隠れられる大きな[[流木]]や[[水草]]など。また適度な水流を好むので、水流を生むような[[水中ポンプ]]や[[ろ過器]]|
|>|避けたほうがよいもの|角のある[[底床]]、硬度を上げる[[サンゴ砂]]|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|27匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#f3c4504b]
特に水質に関して特質するような点はない。エサも何でも食べ、底床をもごもごとする姿はナマズの仲間というのも頷ける。
特に本種はコリドラスの中でも飼いやすい種で繁殖も容易なことから初心者にもお薦めできる。
注意点があるとすれば大食漢で底床に体をつけて生息するため水換えの時にしっかりと底床を掃除してあげよう。汚れた環境だとヒレや自慢のヒゲが溶けてしまうこともある。
あまり知られていないがコリドラスには[[棘条]]と呼ばれる棘があり相手に刺さると毒を出す。なので輸送時に詰め込みすぎたり、大量に魚を混泳させると刺さる場合があるので注意しよう。
繁殖に関しても最も簡単と言われている種で、ある程度まとまった数のペアがを飼育すれば、水槽表面や水草に付いた卵を見ることが出来るだろう。Tボジションと呼ばれる体制でオスの精子をメスが口で吸い取るという方法をとる。
卵が産まれたら他の魚に食べられないように隔離したほうがいいだろう。生まれてすぐのほうが卵が取りやすい。時間が経つとくっついて取りにくくなるので注意。
稚魚用の水槽は何でもいいが軽くエアレーションをして無精卵がカビてないか観察しよう。3日ほどで稚魚が生まれ、2日ほどは[[ヨークサック]]で成長する。5日経っても孵化しないようなら無精卵なのでカビないように取り出そう。
泳ぎ回るようになったら[[ブラインシュリンプ]]をあげよう。生存率をあげるにはエサを多めに、一日に三回程度に分けてあげると良い。しかしその分、水も汚れやすいので細目な掃除と水換えを心がけよう。一ヶ月もすれば人工飼料も食べるようになり、大人と同じような姿に成長する。

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**飼育者の声 [#j0a31ab0]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

#style(class=comment){{
''パレアトス''
これも初心者おすすめのコリドラスです。
アエネウスと比べ体色が鮮やかなので、飽きません。これもどのお店にも売ってて購入しやすいです。

こちらもブリード物がほとんどで、店によっては餓死寸前のまでいたりと購入時には気を付けて選ばないといけません。
痩せてる個体や奇形は落ちやすいのでパスすること。アルビノパレアトスもいるが、こちらはアルビノコリドラスとほとんど区別できないので、アルビノに興味ある人のみにおすすめ。
それから、パレアトスは高水温には弱いので、注意。アエネウスと同じ要領で30度超えの水槽で飼育するとパレアトスだけ落ちます。
酸欠にも弱いので、ブクブクは必ず入れてください。

アエネウスと同様、こちらも結構大きくなるので(7~8センチ)、それに見合った水槽を用意すること。
繁殖もガンガンするほうなので、気が付いたらパレアトスだけの水槽になってしまうこともあるので気を付けよう。
アエネウスと違って、こちらは群れで行動するのが好きなので、導入するときは最低3匹は揃えてあげましょう。
別名、花コリとも呼ばれています。 -- ''こりたん'' &new{2012-06-15 (金) 01:04:01};
}}
#recorder(comment,0)