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&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > コリドラス・アドルフォイ};

*コリドラス・アドルフォイ [#fd48388e]

エラの部分の銀色の光と、目と背中に入る黒いライン。
状態が上がると頭頂部がオレンジになり、白っぽい体色によく映える。地味な体色が多いコリドラスの中では模様もはっきりしていて派手な印象を受ける。

最大で6cmになるため存在感があります。繁殖も容易で昔から人気の高いコリドラス。
水質の適応範囲もおどろくほど高いため、コリドラスを初めて飼う人にもおすすめできる。

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**Photo [#yd90b116]

#ref(64.jpg,zoom,,コリドラス・アドルフォイ)

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**データ [#ze5f79b8]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Corydoras habrosus (Weitzman, 1960)|
|>|英名|Adolfo's Cory、Corydoras adolfoi|
|>|分類|ナマズ目、カリクティス科、コリドラス属|
|>|通称|コリドラス・アドルフォイ|
|>|分布|ブラジル|
|>|最大体長|5~6cm|
|>|寿命|3〜5年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。コリタブなど、沈下性の餌。赤虫、イトミミズなどをあげると喜んで食べる|
|適性な水質|温度|22〜26℃|
|~|PH|6.0〜8.0|
|~|硬度|非常な軟水~硬水:2~25 °d|
|>|飼育難易度|やさしい|
|>|繁殖難易度|普通。&br;餌を多めに与え成熟したオス3匹にメス2匹程度のペアを作ります。酸性の水のほうが相性がいいようです。オスがメスに寄り添うように泳ぎながら、いわゆるTポジションを取ります。水槽の表面などに20~30個程度の黄色い卵を産みます。アドルフォイの卵は大きめです。積極的に食べようとはしませんが、より安全を期すなら卵は隔離したほうがいいようです。&br;さらに生存率を上げるには、極微量のメチレンブルーを入れてカビの繁殖を抑えます。さらに無精卵は白く濁ってカビてくるので見つけたらすぐに捨てるようにする。&br;稚魚も卵からわかるように大きめで、孵化から5日くらいでブラインシュリンプを食べるようになり、1ヵ月で親と同じ餌で飼育できるようになります。稚魚のサイズが大きいため、餌に困ることはなく、生存率も高い。&br;成熟まで6ヵ月程で、産卵が可能になります。|
|オスメスの見分け方|オス|シャープでスリムな体型、体長が短い|
|~|メス|上から見ると腹部がふっくらとしている、オスより長い|
|>|水槽内で好む高さ|底層|
|>|混泳での注意点|アドルフォイから攻撃を仕掛けることはない。5匹程度の群れで飼うと調子が上がる|
|>|気をつけたい病気|[[カラムナリス症]]、[[エロモナス症]]|
|>|推奨されるアクセサリなど|[[底床>飼育用品/底床]]を口でさらうようにエサを探すので細かな砂状の[[底床>飼育用品/底床]]が望ましい。|
|>|避けたほうがよいもの|角のある[[底床>飼育用品/底床]]、硬度を上げる[[サンゴ砂]]|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|18匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#ubb94782]

最大で6cmと大きくなるコリドラス。性格はおとなしく、慣れてしまえば驚くほど水質への適応範囲は広い。コリドラスの入門種としておすすめできる。
本種は腹に空気を取り込んで消費することもできるため、酸素の少ない水槽だと水面へ呼吸をしに来る。そのままでも特に問題はない。

水質の適応範囲は広いが、ナマズの仲間とあって、塩や薬品にはとても敏感なので、薬浴の際には規定量よりも少なくして様子をみよう。

元気に泳ぎまわるところを見たいなら同種のみの単独飼育で、5匹程度のまとまった数で飼育しよう。

あまり知られていないがコリドラスには[[棘条]]と呼ばれる棘があり相手に刺さると毒を出す。なので輸送時に詰め込みすぎたり、大量に魚を混泳させると刺さる場合があるので注意しよう。

繁殖はコリドラスの中では容易。
餌を多めに与え成熟したオス3匹にメス2匹程度のペアを作ります。酸性の水のほうが相性がいいようです。オスがメスに寄り添うように泳ぎながら、いわゆるTポジションを取ります。水槽の表面などに20~30個程度の黄色い卵を産みます。アドルフォイの卵は大きめです。積極的に食べようとはしませんが、より安全を期すなら卵は隔離したほうがいいようです。
さらに生存率を上げるには、極微量のメチレンブルーを入れてカビの繁殖を抑えます。さらに無精卵は白く濁ってカビてくるので見つけたらすぐに捨てるようにする。
稚魚も卵からわかるように大きめで、孵化から5日くらいでブラインシュリンプを食べるようになり、1ヵ月で親と同じ餌で飼育できるようになります。稚魚のサイズが大きいため、餌に困ることはなく、生存率も高い。

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**飼育者の声 [#rbad9a5e]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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