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アフリカン・ランプアイ  

ランプアイとの名前通りライトを当てると目の上が青く光ります。
小型なランプアイが群泳しながらキラキラと光る様は上品で水草水槽によく馴染みます。
しっかりとした管理さえすれば飼育も簡単で、
繁殖も楽しめるので熱帯魚飼育の入門種としてオススメです。
その上品な体色は水草を邪魔すること無く自然の風景を思わせてくれるので、水草水槽の上級者にも愛されています。


Photo  

アフリカン・ランプアイ
 
写真の編集方法
または、画像掲示板に魚の名前と共にUPしていただければ分類、掲載します

データ  

学名Aplocheilichthys normani(Ahl,1928)
英名Norman's lampeye
分類カダヤシ目、カダヤシ科、アプロケイリクティス属
通称アフリカン・ランプアイ
分布西アフリカ、ナイジェリア、カメルーン
最大体長4cm
寿命2〜3年
人工飼料冷凍飼料活餌。小粒の人工飼料が最適だが、赤虫などを与えても喜んで食べる。
適性な水質温度22〜26℃
PH6.0〜7.5
硬度軟水
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい。詳しくは下記参照。
オスメスの見分け方オス尾ビレに色がのる
メス尾ビレが透明
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点大人しく攻撃することはないが、むしろ攻撃されないようにあまり大きな魚との混泳は避けたほうがいい。同程度の大きさの魚なら大抵大丈夫だろう。
気をつけたい病気尾腐れ病
推奨されるアクセサリなど隠れ家となる水草、小粒の底床
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*140匹

特徴・飼育上の注意  

小型で飼いやすく、混泳にも向くとあっていいことずくめな気がするが、小型なだけに導入時の水質の変化に弱く、一度体調を壊すと完治することは難しい。
水合わせや、水を作る行為をしていれば特に問題はない。
30℃を越えるような高温には弱いので注意が必要。
繁殖を狙う場合20〜30匹のまとまった数を導入すると簡単に行える。ウィローモスやアクリル毛糸などを入れると卵を絡ませるように産む。水草の多い水槽ならそのまま放おって置いても数が増えるが、卵を効率的に孵化させたいなら別のプラケ?などに移して管理したい。
プラケ?にはごく弱い水量のエアレーションをして可能ならスポンジフィルターなどを取り付けるといいだろう。稚魚の餌は細かく砕いた人工飼料でも問題ないが、ブラインシュリンプインゾリア?を与えると生存率が大幅に上がる。
プラケ?での注意点は水を毎日コップ一杯ほど変えるという点だ。水量が少ない上に稚魚はエサを捕獲する能力が少なく、どうしても大量のエサが残るのでストローなどを使って底にたまったゴミを取ったり、毎日水換えをしたり、細かな配慮が必要になる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています