&font(87%){現在位置 : [[トップページ]] > [[生体図鑑]] > [[熱帯魚図鑑]] > [[淡水魚図鑑]] > アルビノ・スポッテッド・ナイフフィッシュ};

*アルビノ・スポッテッド・ナイフフィッシュ [#c6b07099]

[[スポッテッド・ナイフフィッシュ]]の改良品種。
メラニンが生成されないアルビノを固定したもの。もともとあったスポット模様が淡いイエローで縁取られる。

ただでさえ珍種だが、真っ白いからだで水槽を泳ぐさまはまさしく幽霊のよう。
珍種マニアには垂涎モノ。

目の黒い白変種がアルビノとして流通することがあるが、正確にはアルビノではない。正式なアルビノと区別するためにアルビノの個体をリアルレッドアイと冠することがある。

飼育に関してはオリジナルに準ずる。

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**Photo [#e2caf42f]

#ref(577.jpg,zoom,,アルビノ・スポッテッド・ナイフフィッシュ)

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&attachref(577.jpg,zoom,240x240){画像をここにアップロード};&br;写真提供:&areaedit(preview:2){[[吉田観賞魚販売:http://yoshidaff.blog35.fc2.com/]] 恐らく白変種。ナイフフィッシュとはよく言ったもの!&br;なめらかな、ナイフの様なボディラインが美しいのね♪};

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**データ [#ka5c3cae]

|LEFT:130|LEFT:70|LEFT:BGCOLOR(#FFFFFF):|c
|>|学名|Chitala ornata Var.|
|>|英名|Clown featherback、Clown knifefish、Spotted knifefish|
|>|分類|アロワナ(Osteoglossiformes)目、ナギナタナマズ(ノトプテルス)(Notopteridae)科、キタラ(チタラ)(Chitala)属|
|>|通称|クラウン・フェザーバック、クラウンフェザーバック、スポッティド・ナイフフィッシュ|
|>|分布|インド、タイ|
|>|最大体長|100cm|
|>|寿命|15~17年|
|>|餌|[[人工飼料]]、[[冷凍飼料]]、[[活餌]]。肉食性のため、生き餌を好む。エビやイカ、赤虫なども好物。肉食魚用のタブレットにも慣れさせることができる。|
|適性な水質|温度|20~28℃|
|~|PH|6.0~8.0|
|~|硬度|非常な軟水~中程度の硬水:2~13°d|
|>|飼育難易度|非常に難しい|
|>|繁殖難易度|-|
|オスメスの見分け方|オス|-|
|~|メス|-|
|>|水槽内で好む高さ|低層|
|>|混泳での注意点|気性:強い攻撃性あり&br;本種は特に攻撃性が強く、他種のヒレをかじるので混泳は不可。|
|>|気をつけたい病気|白点病|
|>|推奨されるアクセサリなど|飛び出すことが多々あるので水槽の蓋が必要。|
|>|避けたほうがよいもの|-|
|>|60cm水槽での適正な飼育数((単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています))|-匹|

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**特徴・飼育上の注意 [#cce7eefb]

最大で100cmと大型になることから、水族館クラスの設備が必要になる。
また本種は水質の汚れや変化に非常に弱い。2ランクほど大型のろ過器を使い、週に50~70%の水換えが必要。
さらに溶存酸素度の高い水を好むため強い水流と、十分なエアレーションも必要。

以上のような特殊な整備が必要なこともあり、はっきりと言えば水槽飼育に向かない種で、民間での長期飼育は非常に困難。

生息地は水深の深い、流れの早く薄暗い川。

流木や岩、または土管やパイプ等を設置して隠れ家を作ってやると良い。
こなれた弱酸性の水を好むため、マジックリーフやピートなどを利用してブラックウォーターを作ってやると良い。

水質の変化には弱く、特に薬浴に対する耐性が低いため注意が必要。白点病にもなりやすいため、水質は安定させたい。

肉食性のため、生き餌を好む。エビやイカ、赤虫なども好物。肉食魚用のタブレットにも慣れさせることができる。夜行性のため、ライトを消してから餌を与えると良い。オスとメスの性差は殆ど無い。

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**飼育者の声 [#s444a47a]

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

#recorder(comment,0)