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ワラゴ・レリィ
東南アジア原産の大型のナマズ。
一年を通してメコン川とその支流の間を移動する。
別名スポテットとある通り、腹から尾ビレに掛けて黒いスポット模様が特徴。
幼魚のうちは白っぽい体色をしているのでスポット模様も目立つが、成熟すると全身が黒くなるので模様は見えなくなる。
縦に扁平で髭のあるいかにもナマズらしいフォルム。顎の突き出た愛嬌のある顔をしている。
とにかく巨大で最大で180cmにもなり、詳しい生態はわかっていないが15年以上生きたとの報告もある。
それだけの巨体を管理するには水族館レベルの環境が必要になる。よほどの覚悟が無い限り飼育するのは避けたほうが無難。
詳しい加筆はマニアにお任せする。
Photo
データ
学名 | Wallago leerii(Bleeker,1851) | |
英名 | Striped Wallago Catfish、Pla Ituk、Tapah、Trey stuak | |
分類 | ナマズ(Siluriformes)目、ナマズ(Siluridae)科、ワラゴ(Wallago)属 | |
通称 | ワラゴ・レリィ、ワラゴ・レーリー、ビッグマウスキャット | |
分布 | タイ、インドネシア | |
最大体長 | 150〜180cm | |
寿命 | 5〜15年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌。完全な肉食性で甲殻類や小魚を好む。慣れれば何でも食べる。 | |
適性な水質 | 温度 | 25〜30℃ |
PH | 6.0〜8.0 | |
硬度 | 軟水:6-10 °d | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | −(データなし) | |
オスメスの見分け方 | オス | −(データなし) |
メス | −(データなし) | |
水槽内で好む高さ | 底層 | |
混泳での注意点 | おとなしい性格で口に入らない大きさの魚となら混泳できる。 | |
気をつけたい病気 | − | |
推奨されるアクセサリなど | − | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | −匹 |
特徴・飼育上の注意
大きい。180cmにもなり、詳しい生態はわかっていないが15年生きたとの報告もある。それだけの環境を維持できる方なら、もちろんそれだけの覚悟あるだろうと思うので飼育はやさしいとした。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています