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レッドジュエル・シクリッド  

西アフリカ・コンゴに生息するアフリカンシクリッド。

ビビットなレッドの体色にシアンブルーが宝石のように散りばめられた美しい魚。オスもメスも同じような体色をしていてどちらも美しい。(メスのほうが淡い色彩なので区別はつく)

東南アジアでブリードされたものが流通しているため飼育が容易。美しいが特殊な環境が必要になることが多いアフリカンシクリッドの魅力に触れたいと思っている方にはとても良い選択肢になる。

しかしとても攻撃的な性格のためペア以外の混泳は一切できないと考えよう。ペアでの飼育では繁殖が容易で、増えすぎて困るほどだ。


Photo  

レッドジュエル・シクリッド
 
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データ  

学名Hemichromis lifalili(Loiselle, 1979)
英名Lifalili Jewel Cichlid
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ヘミロクロミス(Hemichromis)属
通称レッドジュエル・シクリッド
分布西アフリカ・コンゴ
最大体長12cm
寿命3〜5年
人工飼料冷凍飼料活餌。何でも良く食べる。
適性な水質温度22〜24℃
PH6.5〜7.5
硬度非常な軟水〜中程度の硬水:2〜12°d
飼育難易度普通
繁殖難易度やさしい。一度に500から1000の黄色い卵を産む。流木や水槽に産み付けるように基質産卵をした後にオスが卵を守ります。稚魚は大きいので初期飼料からブラインシュリンプを与えることができる。親は卵、稚魚共に捕食するようなことはないが、気の荒い本種を同じ水槽で大量に維持するのは現実的でなく、ある程度の大きさになったら別水槽に移す必要がある。
オスメスの見分け方オス赤い体色が鮮やかでブルースポットも強く出る。
メスオスに比べると淡い色彩
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点とても気が荒い。どんな魚でも勇猛果敢に喧嘩を仕掛ける。基本的に混泳は不可能。するとしても同種のペア限定にしたほうが良い。繁殖時は多少気が荒くなるので注意。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*12匹

特徴・飼育上の注意  

水換えを怠らず中性付近で飼育すれば、非常に丈夫でエサも何でもよく食べる。混泳は不可能だが、ペアなら飼育できる。飼育に関しては特に困ることもないだろう。

混泳する場合はかなり大型の水槽に流木や岩組などの隠れ家などを設置することで可能となる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

異種混泳
スネークヘッド(スチュワート22cm、インディアン15cm)の残餌処理として導入したが、この中で自ら飛びつく剛健。初めは別水槽で2匹飼育中、片方が飛び出しにより★、現在♀7cmのみ。SHの口に入らない大きさ5cm程度から混泳中。♀だからか、個の性格なのか、SHの近くを離れない。お世話さんの様な素振りを見せ甲斐甲斐しい。(名無しさん 2015-02-12 (木) 23:09:22


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4匹のアフリカンシクリッド(S.フライエリー、L.カエルレウス、N.ブリチャージ、N.レレウピ)と一緒に、20数匹のスマトラと共に90㎝水槽で飼っています。スマトラに若干の被害は出ますが、混みあっていますので、全面抗争は起こらず、テリトリーも発生せず、何とか順調です。(007 2020-04-15 (水) 16:35:13


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砂に少量のサンゴを混ぜて、丁度PH=7.0の状態で上手く飼えています。フィルターは上面と底面のダブルです。(007 2020-04-15 (水) 16:47:24


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています