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モコキエラ・パイネイ
シエラレオネの熱帯雨林原産のナマズの仲間。
1属1種の珍しいタイプで、最大でも4cmと小柄ながら、ナマズらしい特徴をぎゅっと含めた飼いごたえのある種。
黄土色の体色にシミのような茶褐色の模様がランダムに入る。成熟するにつれ模様は複雑になり、ちょうど朽ちた葉っぱのような見た目になる。
環境によって体色を変えることができ、黒っぽい底床だと黒っぽく変化する。
丸く潰れた顔で、口はナマズの仲間にしては小さい。上顎に付いたヒゲは普通のヒゲで、下顎に付いたヒゲは途中で3回ほど枝分かれをする。
各ヒレは小さく全体としてぼってりとした印象を受ける。
2014年5月27日に絶滅危惧種に登録されたためワイルドものの流通は停止した。
Photo
データ
学名 | Mochokiella paynei (Howes, 1980) | |
英名 | Payne's Synodontis、Payne's Catfish | |
分類 | ナマズ(Siluriformes)目、サカサナマズ(モコクス)(Mochokidae)科、モコキエラ(Mochokiella)属 | |
通称 | - | |
分布 | シエラレオネ | |
最大体長 | 4cm | |
寿命 | 3~5年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。雑食性で、沈水性のごく小粒タイプの餌が向いている。 | |
適性な水質 | 温度 | 22~24℃ |
PH | 6.5~7.5 | |
硬度 | 軟水~硬水:6~16°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 繁殖については例がなく詳細不明。飼育者の加筆を求む。 | |
オスメスの見分け方 | オス | - |
メス | - | |
水槽内で好む高さ | 低層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 気が弱いので十分な隠れ家を作り、ちょっかいを出す種との混泳は避ける。 | |
気をつけたい病気 | 白点病 | |
推奨されるアクセサリなど | - | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 41匹 |
特徴・飼育上の注意
熱帯雨林の小川に棲息するため、落ち葉や流木が堆積したブラックウォーターを好むため、マジックリーフ等を入ると良い。
底床は細かな砂状のものが向いており、流木などの影に砂を掘って身を潜める。大人しく臆病な性格をしているため、6匹程度のまとまった数で飼育したい。
雑食性で、沈水性のごく小粒タイプの餌が向いている。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています