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ムスタング・トリム  

ブラジル・タパジョス川原産のトリム系プレコ。

真っ黒な体色に白い形のランダムなスポット模様が全身に入る。

体高が低めで、尾ビレのフィラメントが長く伸び、それぞれの要素が美しい流線型のフォルムになる。
またトリム系の魅力にワニの鱗板を思わせる堅い鱗と、他種を寄せ付けない胸ビレの棘、ヒゲの刺がある。
可愛らしいプレコにはない野趣あふれる魅力を持っている。

かつては輸入規制がかかり幻のプレコとして扱われていたが、現在ではワイルド個体やブリードものも少量ながら流通するようになり、入手することが可能になった。

他のプレコと違いガラス面のコケを取ったりすることはできない。


Photo  

ムスタング・トリム
 
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データ  

学名Pseudacathicus sp.
英名
分類ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、アンキストルス(Pseudacathicus)属
通称L-452
分布ブラジル・タパジョス川
最大体長32cm
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌。雑食性のため、植物質のもの、動物質のものを与える。赤虫やイトミミズを好む。
適性な水質温度25~28℃
PH6.5~7.5
硬度
飼育難易度普通
繁殖難易度繁殖は容易なタイプで、大型の水槽であれば繁殖可能とのこと。洞窟に産卵するタイプで大型の植木鉢や塩ビパイプ等で産卵する。しかしあまりデータが無く、詳細不明。飼育者の加筆を求む。
オスメスの見分け方オス胸ビレが大きくなる
メスメスのほうが胸ビレが小さく、腹部がふっくらとする。
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:攻撃的になることがある
底を這うようなタイプやヒレの長い魚のヒレを齧ることがある。中層を泳ぐ泳ぎの得意な中型魚以上の魚なら混泳できる。
気をつけたい病気白点病
推奨されるアクセサリなど岩組、エアレーション
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*11匹

特徴・飼育上の注意  

トリム系は攻撃性の強い種が多く、本種も例外ではない。
大きな流木で隠れ家を作ったり、セパレータで区切る等の対策無く混泳は危険。特に同じく底を泳ぐプレコ系との相性は悪いので注意が必要。

雑食性で植物性のもの、肉食性のものを混ぜて与えよう。

岩と木でレイアウト、エアレーションをする。底床掃除を入念に行う。掃除のしにくいソイルは向かない。など、他のプレコ同様で飼育できる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています