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ミクロラスボラ・ブルーネオン  

タイ南部原産の小型のコイの仲間。

全身がメタリックグリーンに輝く。光の当たり方によっては透明感のある背の部分がブルーに見える。
水草のたくさん植えられた水槽に導入すると保護色になり、どこに泳いでいるのか見失うこともある。

かつてはミクロラスボラ属だったので現在の名前で流通していたが、今ではミクロデバリオ属に分類された。


Photo  

ミクロラスボラ・ブルーネオン
 
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データ  

学名Microdevario kubotai (Kottelat & K. E. Witte, 1999) 旧:Microrasbora kubotai
英名Neon Yellow Rasbora
分類コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ミクロデバリオ(Microdevario)属
通称ミクロラスボラ・クボタイ
分布タイ南部・Songgaria川
最大体長3.5cm
寿命1~5年
人工飼料冷凍飼料活餌など。人工飼料にもなれるが、生き餌しか食べないこともある。ブラインシュリンプやイトミミズが好物。
適性な水質温度25~28℃
PH6.5~7.0
硬度軟水~中程度の硬水:8~10 °d
飼育難易度難しい
繁殖難易度やさしい
繁殖は容易で、特別なことをしなくても稚魚が泳いでいることがあります。
モスや目の細かな水草を密生させると稚魚の隠れ家になるのでお勧めです。
増やしたい場合は卵の時点で回収して別水槽に移動します。
オスメスの見分け方オスオスのほうがカラフルで、スリムな体型をしている。
メス
水槽内で好む高さ上層~中層
混泳での注意点気性:大人しい
臆病なため同種での混泳推奨。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど驚いた時など飛び出すことがあるので水槽の蓋
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*147匹

特徴・飼育上の注意  

生息地では透明で貧栄養状態の川です。
そのため極端に酸性だったり、アルカリ性の水は向かない。中性付近で水の汚れに気をつけて清潔に保つ必要があります。しかし1度環境になじめば丈夫な種。

人工飼料にもなれるが、ブラインシュリンプやミジンコが好物。

20匹程度のまとまった数で群泳させると美しく、調子が上がります。

活発に泳ぎまわるため、飛び出すことがあり、蓋をしたほうが安心。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています