現在位置 : トップページ生体図鑑熱帯魚図鑑淡水魚図鑑 > ポートアカラ

ポートアカラ  

ブラジル、アルゼンチンに生息する中型シクリッド。
古くからアクアリウム業界で愛されている。

丸みのある体型に伸長する背ビレ、尻ビレ、胸ビレ、丸いフォルムの尾ビレ。いかにもシクリッドらしい体型をしている。
鱗が全体的に光に反射してメタリックに見える。基本的には黄褐色をしており、体側にやや不鮮明なブラックのラインがはいる。中程にスポット模様が強く出ることが多い。8~10本程度の横縞の現れることもある。

非常に飼育が容易で、繁殖も楽しめる。大人しく攻撃性もあまりなく協調性がある。
水槽飼育に適した性質を持っているため、多くの水槽で導入しやすい。

派手さはないが大きな流木や石を組んだレイアウトで南米の水景を再現したい場合は良いタンクメイトになる。


Photo  

ポートアカラ
 
写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Cichlasoma portalegrense(Hensel, 1870)
英名Black Acara、Port Acara、Red Port Acara、Brown Acara
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、キクラソマ(Cichlasoma)属
通称ポートアカラ
分布ブラジル、アルゼンチン
最大体長12〜20cm
寿命8〜12年
人工飼料冷凍飼料活餌。雑食で何でも良く食べる
適性な水質温度16〜27℃
PH6.0〜8.0
硬度非常な軟水〜硬水:2〜18 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい。中性付近の水質で問題なく繁殖する。オープンスポウナーで知られ、石や流木など開かれた場所に産卵する。成熟したメスは500もの卵を産む。両親ともに卵の世話をするので隔離しなくても成長させることが出来る。4日ほどで孵化して稚魚は大きく細かく砕いたフレークフード?なども食べることが出来る。
オスメスの見分け方オスメスよりカラフル
メスオスより地味で黄色い色をしている
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点シクリッドにしては大人しいが小型の魚との混泳は避けよう。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど大きな流木や岩組レイアウト、土管などの隠れ家
避けたほうがよいもの繁殖時には底を掘り返す生態があるので水草を植えるなら鉢植えや活着などの方法を用いるとよい
60cm水槽での適正な飼育数*14匹

特徴・飼育上の注意  

水質への適応範囲が広い。水温も驚くほどの低温でも飼育でき、冬場でも室内なら無加温飼育をする人もいる。丈夫でエサも選ばず大人しいのでシクリッドの入門種として最適だ。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


このページをソーシャルメディアで共有する

このエントリーをはてなブックマークに追加

*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています