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ポリプテルス・オルナティピンニス  

アフリカ:コンゴー川流域、タンガニイカ湖に生息するポリプテルス。

本種はポリプテルスの中でも派手な種で、イエローとブラックの体色が折り重なる。まるで注意喚起で置かれる通行止めのバーのようだ。その体色は成長と共に薄れ、成魚になるとブラックとホワイトに変わる。黄色の強い個体が好まれるが、古代魚としての風格は黒い個体のほうが上だと思う。
活発に動き回るので水草などは向かない。
最低でも90cm規格水槽?。状態良く飼育したいなら120cm規格水槽?で飼育したい。そのほうが水質も安定し飼いやすい。

デボン紀という恐竜の生息した時代から形を変えず生き残った古代魚であるポリプテルス。
野性味あふれる彼らを水槽に入れた瞬間からまるで古代にタイムスリップしたような歴史を感じる水槽になるから不思議だ。


Photo  

ポリプテルス・オルナティピンニス
 

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写真提供:吉田観賞魚販売 ブチブチ可愛い。[編集]

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写真提供:吉田観賞魚販売 おねだりする時のお腹。
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データ  

学名Polypterus ornatipinnis(Boulenger, 1902)
英名Ornate Bichir
分類ポリプテルス(Polypteriformes)目、ポリプテルス(Polypteridae)科、ポリプテルス(Polypterus)属
通称ポリプテルス・オルナティピンニス、オーネイト・ビッチャー
分布アフリカ:コンゴー川流域、タンガニイカ湖
最大体長60cm
寿命10〜15年
人工飼料冷凍飼料活餌。沈下性のキャットやコリタブが向いている。小赤?メダカ?などの活餌が好物。
適性な水質温度26〜28℃
PH7.0〜8.0
硬度中程度の硬水〜硬水:10〜18 °d
飼育難易度普通
繁殖難易度−(データなし)
オスメスの見分け方オス尻ビレの形が三角形で幅が広い
メス尻ビレが細長い
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点基本的に口に入るものはなんでも食べる。口に入らない大きなものなら混泳が可能だ。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど水面へ酸素を吸うときに飛び出しが多いのでぴったりとはまる蓋と重し
避けたほうがよいもの引っこ抜かれてしまうので水草などは向かない。入れるとしたらポットのものがいいだろう
60cm水槽での適正な飼育数*1−匹

特徴・飼育上の注意  

最低でも90cm規格水槽?。状態良く飼育したいなら120cm規格水槽?で飼育したい。そのほうが水質も安定し飼いやすい。
弱アルカリを好み、硬度も高めが良いが、基本的に東南アジアブリードのものが出回っていて、それらの種は日本の水質に十分順応する。一度慣れてしまえば悠久の時を生き延びたバイタリティを発揮し、非常に丈夫で長生きだ。
魚食性が強く、大食漢で活餌を好むため、水が汚れやすくベアタンクでの管理が一般的だ。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています