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ホースフェイス・ローチ  

インドネシア、タイ、ミャンマー原産の大型ローチ。

吻の長い間延びした顔が馬のようだということで、ホースフェイスと名付けられた。
その顔が馬に似ているかは議論の余地がある。…というより、全然似てない。

透明な体に小さな黒いスポットがたくさん入る。
この模様は川底の砂に身を隠す迷彩の役割をしている。細かな砂や泥などに隠れて生息しているため、底床を砂にしたり、複雑な岩組で隠れ家を作ると身を潜めるようになる。
砂の中に隠れ、そのユーモラスな顔だけ出している姿はなかなか面白い。


Photo  

ホースフェイス・ローチ
 
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データ  

学名Acantopsis choirorhynchos (Bleeker, 1854)
英名Horseface Loach、Long Nosed Loach、Banana Loach
分類コイ(Cypriniformes)目、タニノボリ(Balitoridae)科、不明(Schistura)属
通称ロングノーズローチ
分布インドネシア、タイ、ミャンマー
最大体長30cm
寿命5~8年
人工飼料冷凍飼料活餌など。なんでもよく食べる。
適性な水質温度25~28℃
PH6.0~7.8
硬度軟水~中程度の硬水:6~10°d
飼育難易度普通
繁殖難易度繁殖は難しく、水槽内での繁殖例は無く不明。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:大人しい
捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど砂状の底床、隠れ家となる土管や石組み、エアレーション
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*15匹

特徴・飼育上の注意  

どうしても底床に隠れようとするので、体を傷つける可能性のある角のある底床は避ける。

また非常に臆病なので、動きの早い気の強い魚と混泳すると餌を食べずに調子を落とすことがある。

溶存酸素量の高い水を好むのでエアレーション推奨。

気が弱いので3~6匹程度のまとまった数で飼育すると良い。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています