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ホンソメワケベラ  

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Photo  

ホンソメワケベラ
 
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データ  

学名Labroides dimidiatus (Valenciennes, 1839)
英名Bluestreak cleaner wrasse
分類スズキ(Perciformes)目、ベラ(Labridae)科、ソメワケベラ(Labroides)属
通称
分布西部部太平洋~インド洋
最大体長12cm
寿命
適性な水質温度22~26℃
PH8.1~8.4
硬度中程度の硬水〜硬水:8~12°d
飼育難易度やや難しい
サンゴとの飼育可能
繁殖難易度
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ
混泳での注意点気性:大人しい
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*11匹

特徴・飼育上の注意  

他魚の体表に付着した寄生虫を食べる習性があり、特にハダムシ等に有効。(表皮中に潜り込む白点虫には無力。)
ただし、健康な混泳魚にとっては纏わり付かれてストレスになる場合があるので注意。
長期飼育には入手個体の当たりハズレも大きく、無事人工飼料に餌付き、初めの(入荷から)1~2週間を越えられればほぼ安定する。
(特に状態異常も見られないのに拒食を続けたり、餌も食べ痩せも見られないのにこの期間に不自然に死亡する個体は薬剤採集によるものとも言われている。)
人工飼料には比較的餌付き易いが細かい物でなければ食べられず、また、こまめな給餌をしないと痩せ易い。
寄生虫を食べる事からも分かるように肉食性が強く、特に小型個体は生の餌を好み餓えると混泳魚の鰭や表皮を齧る問題行動も起こし易い。
縄張り意識が強く、同種間では口と口で噛み合う様な壮絶な喧嘩をする為に互いに口吻を損傷して餌を食べれなくなって共倒れになる事もあり、基本的には複数飼育は難しい。
ただ、先に大型の個体を導入して安定させ、その後に小型個体を複数同時に入れる方法で自然下同様ハーレムを形成させられる場合もある。
(絶対ではないが、上手く行けばはっきりとしたサイズ差と複数同時導入で先住個体との喧嘩を避けられ、落ち着いた最大個体がリーダーとして振舞う事で下位個体同士の喧嘩も防がれる。)
夜間は物陰で粘液に包まって眠る為、サイズに合ったフジツボの殻や塩ビ管等の暗くて狭い安眠場所を用意する事も長期飼育には重要。
(この点、カニ類やショウグンエビ等の肉食性の強い夜行性甲殻類には夜間捕食される可能性があり、幾分相性が悪い。)
混泳に際しては、セミホウボウ等のひらひらとした長い鰭を持つものやトウゴロウイワシ等の青物系の幼魚、その他あからさまに弱そうな小型魚に対しては攻撃(捕食)的行動を取る事があるので注意が必要。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています